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ダイキアクシス---第3四半期累計決算は2桁増益で着地、通期でも増益を見込む

2016/11/16 7:45 FISCO
*07:45JST ダイキアクシス---第3四半期累計決算は2桁増益で着地、通期でも増益を見込む ダイキアクシス<4245>は11月11日に2016年12月期第3四半期累計(2016年1~9月期)決算を発表。売上高が前年同期比1.6%減の237.65億円、営業利益が同14.7%増の6.64億円、経常利益が同19.1%増の8.12億円、四半期純利益が同39.5%増の4.85億円で着地した。また、同日に株主優待制度の導入を発表。毎年12月末時点で同社株を100株以上保有している株主に対し、オリジナルクオカード1000円分を発送することを決めた。 住宅機器関連事業が伸び悩んだが、主力の環境機器関連事業が好調だった。環境機器関連事業では、浄化槽排水処理システムが堅調。特に東南アジアを中心に海外が大幅に伸びた。ストックビジネスでは、地下水を飲料化する「エスコ」の収入が一部既存顧客に対する上水供給量の減少などで一時的に伸び悩んだものの、浄化槽排水処理システムのメンテナンスは順調に売上が伸びた。なお、住宅機器関連事業が伸び悩んだのは、建設関連業者向けLED照明販売や省エネ農業温室工事など、前期に販売が異例の強さだった商品の反動減が主因。その他事業では、小形風力発電機関連で発売第1号となる発電機および研究開発受託に係る売上高を計上することができた。 2016年12月期通期は売上高が前期比3.3%増の334.30億円、営業利益が同5.7%増の10.00億円、経常利益が同4.4%増の11.30億円、当期純利益が同2.1倍の7.20億円を見込む。今後は、環境機器関連事業におけるストックビジネスの拡大と海外営業の強化、住宅機器関連事業における新規顧客の開拓などに注力し、中期経営計画の最終年度となる2018年12月期に売上高356.00億円、経常利益15.00億円、当期純利益10.00億円を目指す。 《TN》
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浄化槽・排水処理システムや地下水飲料化等を手掛ける環境機器関連事業が主力。愛媛県松山市に本社。住宅機器関連事業、再生可能エネルギー関連事業も。環境機器関連事業はメンテナンス事業、上水エスコ事業の拡大図る。 記:2024/07/08