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BEENOS Research Memo(3):円高の影響を受けるが、売上高、利益とも過去最高業績更新
2016/11/10 16:03
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*16:03JST BEENOS Research Memo(3):円高の影響を受けるが、売上高、利益とも過去最高業績更新 ■業績動向 (1) 2016年9月期の業績概要 BEENOS<
3328
>の2016年9月期の連結業績は、売上高が前期比13.5%増の19,228百万円、営業利益が同1.4%増の1,201百万円、経常利益が同5.5%増の1,212百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.0%増の951百万円と売上高、利益ともに過去最高業績を更新した。会社計画比で見ると、売上高は円高進展の影響によるクロスボーダー部門の伸び悩みで計画を若干下回ったものの、営業利益はインキュベーション事業における営業投資有価証券の売却益が当初予想を上回ったことで、全体でも期初計画を上回る結果となった。 主力のEコマース事業は、流通総額で前期比9.4%増の40,052百万円、売上高で前期比13.4%増の18,025百万円、営業利益で同2.6%減の750百万円と増収減益となった。すべての部門で流通総額、売上高ともに増収となったが、第3四半期以降の急激な円高進行によって海外転送・代理購入事業が落ち込んだほか、成長基盤構築のための人件費やシステム開発費、プロモーション費用などの増加により減益となった。会社全体の販管費は前期比で1,164百万円増加したが、内訳は人件費で447百万円増、広告費・販促費で177百万円増、開発費等その他固定費で437百万円増、変動費で104百万円増となっており、大半がEコマース事業の増加によるものとなっている。一方、インキュベーション事業は営業投資有価証券の売却益計上により、売上高で前期比15.6%増の1,203百万円、営業利益で同3.9%増の773百万円となった。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
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