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SDエンター Research Memo(5):好調だった法人需要の取り込み強化に加え、メンバーシップ制度の強化を進める

2016/10/14 16:19 FISCO
*16:19JST SDエンター Research Memo(5):好調だった法人需要の取り込み強化に加え、メンバーシップ制度の強化を進める ■事業部門別動向 (3)ボウリング事業 SDエンターテイメント<4650>のボウリング事業の今第1四半期の売上高は、前年同期比0.7%減の242百万円となった。札幌市内の主戦場において、昨年12月に大型競合店が開店した影響が出ているものと思われる。第1・第2四半期はボウリング事業にとっては需要期ではないが、計画に対して下回ったこともあり、第3・第4四半期の需要期に向けた対策が待たれるところだ。 同社は今期の需要期を念頭においた施策を既に開始している。内容は、昨年来好調だった法人需要取り込みの強化だ。これまで同社は、札幌市内及び近郊については法人営業担当者を配置していた。今年からは、室蘭や旭川など道内主要都市すべてカバーすべく、営業担当者を増員し、札幌市内のみならず全店舗において法人需要を積極的に取り込む方針を明確化している。 同社は初心者やシニア層に向けたボウリング教室の定期的な開催や、「パーティボウリング」などのイベントの開催などを通じ、新たなボウリングのファンを開拓してきた実績がある。これらは現在も継続しているが、さらに今期からは、メンバーシップ制度の強化に踏み切った。年間3,000名を目標としているが、第1四半期はオフシーズンということもあり、まだ本格的なメンバー拡大には至っていないとみられる。弊社では、ゲーム料金割引やロッカー契約などの特典を活用できればメンバー獲得は十分可能だと考えており、その実現に向けた更なる施策の充実などに期待している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《HN》
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