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サカタインクス Research Memo(4):環境配慮型の高機能・高付加価値製品の開発力、高い信頼性・品質力が強み

2016/9/28 16:29 FISCO
*16:30JST サカタインクス Research Memo(4):環境配慮型の高機能・高付加価値製品の開発力、高い信頼性・品質力が強み ■サカタインクス<4633>の事業内容と特徴・強み 創業から120年の歴史の中で培われた環境配慮型の高機能・高付加価値製品の開発力、製品の高い信頼性・品質力を強みとしている。 新聞インキでは自然の色・鮮やかな発色性を求め、発色域の拡大・網点再現性の向上・ドットゲインの最適化によって高紙面品質を追求した高発色性インキ「ニュースウェブマスター エコピュア」を開発し、新聞製作における高発色インキの先駆けとして高評価を得ている。またカラー紙面の高品質化や、新聞製作システムの上流から下流までの、色に関する管理を行うカラーマネジメントシステムの技術力と実績が、新聞社から大きな信頼を得ている。 オフセットインキでは、業界に先駆けて環境対応インキの市場導入を図り、高速オフ輪インキ、水なし平版インキ、両面印刷機用インキなど多様なニーズに対応できるインキを始め、人にやさしいアロマフリー溶剤を使用したインキ「エコピュア」シリーズを開発している。 パッケージ用インキの分野では、各種包装産業においても省資源化、容器リサイクル、産業廃棄物対応など、より環境にやさしいシステムが求められているため、段ボール・紙器用インキやフィルム製包材用インキなど、様々な高機能インキを開発し、環境にやさしい製品を提供している。水性グラビアインキでは、印刷システムを含めた開発で、より環境にやさしいインキの普及に取り組んでいる。 国内・海外ともミドルレンジ以上の高機能・高付加価値製品を主力としている。そして市場拡大余地・市場開拓余地の大きい高機能・高付加価値製品の分野で高シェアを誇っていることが特徴だ。 紙媒体用インキの分野では、新聞インキ、及び雑誌・パンフレット用などのオフセットインキで、いずれも環境配慮型製品の比率が100%に達している。またパッケージ用インキの分野の市場シェアは、段ボールや紙器などパッケージ印刷用のフレキソインキが国内1位、食品・日用品などフィルムパッケージ印刷用のグラビアインキが国内2位、飲料缶など金属印刷用のメタルインキが世界1位と高シェアを誇っている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展) 《HN》
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1896年創業の印刷インキメーカー。各種印刷インキ、粉体トナーなどの機能性材料を手掛ける。アルミ缶用インキで世界トップシェア。総還元性向50%以上目指す。パッケージ分野中心に環境配慮型製品を積極展開。 記:2024/07/01