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アドベンチャー Research Memo(5):利便性や価格優位性、多言語化により独自のポジショニングを確立

2016/9/13 16:45 FISCO
*16:45JST アドベンチャー Research Memo(5):利便性や価格優位性、多言語化により独自のポジショニングを確立 ■会社概要 (4)特長(強み) a)独自のポジショニングを確立 アドベンチャー<6030>が成長できた理由は、eコマースやLCCの普及に伴い既に海外で大きく伸びていたOTAの仕組みを日本に持ち込み、先行者利益(及び残存者利益)を享受しながら、利便性や価格優位性、さらには多言語化による差別化を図ることで、他社に先駆けて独自のポジショニングを確立したところにあると考えられる。大手にとっては、航空会社との兼ね合いや既存事業とのコンフリクト(利益相反)により参入が難しい市場であり、ベンチャー企業にとっても、広告宣伝費を含めた営業施策などの面で、規模の経済を生かせる同社が大きな壁になっていると考えられる。 b)ロイヤリティの高い魅力的な顧客基盤 同社の顧客層の中心は20代から30代であり、50%を超える高いリピート率を誇っている。高いリピート率の背景には、クーポンの提供などによる営業施策のほか、利便性の高さが大きく影響しているとみられる。これからの若い世代を顧客基盤に取り込むとともに高いリピート率を維持することは、いずれ購買力の高い顧客層に成長することを想定すれば、その潜在力は大きいと考えられる。また、魅力的な顧客基盤を持つことは、他社との提携を優位に進められることを含め、今後の事業拡大の可能性を広げている。また、最近では、スマートフォンアプリの利用者が増加するに伴って、リピート率がさらに高くなる傾向がみられるようだ。リピート率の上昇は、顧客獲得コストを低下させ、収益性を高める効果が期待できる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫) 《HN》
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