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GセブンHD Research Memo(1):過去最高業績を2期ぶりに更新

2016/8/15 16:09 FISCO
*16:09JST GセブンHD Research Memo(1):過去最高業績を2期ぶりに更新 G-7ホールディングス<7508>は「オートバックス」「業務スーパー」のフランチャイジーとして国内最多店舗数を運営する子会社を有する持株会社。1人当たり生産性などを重視した店舗収益力に強みを持つ。アグリ事業や食品・外食事業、海外事業などにも積極展開中。 5月9日付で発表された2016年3月期の連結業績は、売上高が前期比17.7%増の103,895百万円、経常利益が同28.2%増の3,220百万円となり、過去最高業績を2期ぶりに更新した。暖冬の影響によりオートバックス・車関連事業は伸び悩んだものの、業務スーパー・こだわり食品事業が堅調に推移したほか、2015年6月に子会社化した(株)G-7ミートテラバヤシの業績が上乗せ要因となった。 足元の業績では、7月29日付けで発表された2017年3月期第1四半期(2016年4-6月)の連結業績は、売上高が前年同期比12.0%増の26,124百万円、営業利益が同6.3%増の648百万円、経常利益が同3.6%増の679百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同40.1%減の361百万円となった。政府による消費増税の延期もあったが、業種・業態の垣根を越えた企業間競争は激化している。そのなかで、同社は売上確保、粗利率アップ、在庫コントロール、経費コントロールのグループ方針のもとに、人づくり、組織づくりの再構築を図り、国内外の事業基盤の構築へ向けて経営体制の強化に取り組んでいる。 2017年3月期は売上高で前期比10.7%増の115,000百万円、経常利益で同24.2%増の4,000百万円と増収増益を見込む。「オートバックス」や「業務スーパー」など主力事業を中心に店舗数を拡大していくことで収益を伸ばしていく方針だ。今期はオートバックス関連で15店舗、業務スーパーで10店舗の新規出店を計画している。また、「業務スーパー」の新規出店ではテナントとして精肉店の「テラバヤシ」や農産物直販所の「めぐみの郷」も同時出店していく方針で、相乗効果が期待される。 新たに2021年3月期を最終年度とする中期経営計画を策定している。業績目標として売上高1,700億円、経常利益70億円を掲げた。オートバックス・車関連事業では車検や鈑金加工、自動車保険などのサービス事業を注力していくほか、車用品以外の新規商材やサービスの育成にも取り組んでいく。また、海外事業については2012年以降、東南アジアを中心にオートバックス、バイクワールド、飲食店、食品スーパー事業を展開していく方針で、売上高として100億円を目指していく。当面は先行投資期間のため赤字が続くが、将来的に主力事業の1つに育つものとして注目される。 ■Check Point ・オートバックス・車関連事業は増収減益、販売力の高さが裏づけられる ・17/3期は連続で過去最高業績を更新する見通し ・ROEに関して見れば10%以上の水準を維持している (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
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食料品店「業務スーパー」やカー用品店「オートバックス」の有力FC。精肉事業やミニスーパー事業「リコス」等も展開。車関連事業では円安効果で海外向け中古車販売が伸びる。26.3期売上高2500億円目標。 記:2024/06/04