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ネットイヤー Research Memo(1):コニカミノルタジャパンとデジタルソリューション領域における協業を進める

2016/7/8 15:39 FISCO
*15:39JST ネットイヤー Research Memo(1):コニカミノルタジャパンとデジタルソリューション領域における協業を進める ネットイヤーグループ<3622>は、インターネット技術を活用したデジタルマーケティング支援事業を手掛ける。顧客は大企業向けが中心。子会社の(株)トライバルメディアハウスはソーシャルメディアに関する分析・コンサルティング分野で業界トップクラス。 2016年3月期の連結業績は、売上高が前期比6.0%減の6,801百万円、営業利益が同67.0%減の146百万円となった。オムニチャネル関連の大型プロジェクトが第3四半期に収束し前期比で減収要因となったほか、第4四半期に特定プロジェクトで納期遅延が発生し、受注損失引当金135百万円を計上したことが減益要因となった。ただ、自社プロダクト売上高は子会社で展開する「rakumo」を中心に前期比13%増と好調に推移した。 2017年3月期は子会社で展開するソーシャルメディア関連のサービスや「rakumo」の販売増が見込めるものの、オムニチャネルネル関連の大型プロジェクトの減収や、遅延しているプロジェクトの要員調整等の影響が続くことから、売上高は前期比4.4%減の6,500百万円と減収が続く見込み。ただ、利益面では受注損失引当金がなくなることで営業利益は同36.9%増の200百万円と増益に転じる見通しだ。 2016年2月に筆頭株主がTIS(株)からコニカミノルタ<4902>のグループ会社であるコニカミノルタビジネスソリューションズ(株)(現コニカミノルタジャパン(株))に異動となった。TISとは営業上の取引関係はなかったが、コニカミノルタジャパンとは今後、デジタルマーケティングソリューション領域における協業を進めていく予定となっている。また、同年5月にはオムニチャネルの企業への導入推進を目的に、NTTデータ<9613>との協業も発表しており、こうした協業の成果が今後、業績面でプラスに寄与してくることが期待される。 ■Check Point ・デジタル時代に求められる変革を支援する事業を展開 ・自己資本比率、有利子負債比率は健全、財務基盤の強化が進む ・「ぽぷろう」海外市場への展開も視野に (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
関連銘柄 3件
3622 東証グロース
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時価総額 3,751百万円
顧客企業の価値向上を支援するデジタルマーケティング施策の立案、システム開発・運用保守などを手掛ける。NTTデータグループ傘下。取引実績は累計950社超。内部稼働率の向上、重点顧客の拡充などに取り組む。 記:2024/07/26
4902 東証プライム
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時価総額 236,403百万円
カラー複合機、ITサービス等を手掛けるデジタルワークプレイス事業が主力。デジタルカラー印刷機、X線関連機器に強みを持つヘルスケア事業等も展開。オフィスユニットではコスト低減等で収益力の強化を図る。 記:2024/07/05
9613 東証プライム
2,564
10/9 15:00
+13.5(0.53%)
時価総額 3,596,010百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10