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ベネ・ワン Research Memo(6):ROE、ROAともに20%超

2016/6/21 16:26 FISCO
*16:28JST ベネ・ワン Research Memo(6):ROE、ROAともに20%超 ■業績動向 ○ROE(自己資本当期純利益率)とROA(総資産経常利益率) ベネフィット・ワン<2412>の2016年3月期のROEは23.2%、ROAが20.3%となり、いずれも20%を超えた。10%以上が高ROEとされる水準であることから、同社の経営指標は極めて優秀だ。ROEを分解すると、収益性(売上高当期純利益率:10.5%)、効率性(総資産回転率:1.22回)、負債有効利用度(財務レバレッジ:1.81倍)となる。財務レバレッジは、自己資本比率の逆数になる。 ○キャッシュ・フローの状況 2016年3月期における現金及び現金同等物の残高は、前期末に比べて1,593百万円増加し、8,262百万円となった。営業活動によるキャッシュ・フローは、3,941百万円の増加となった。税金前利益が前期比1,065百万円増の4,311百万円、減価償却費が同126百万円増の722百万円となった。売上高の拡大により売上債権などが増加したものの、未収入金の減少などが相殺した。投資活動によるキャッシュ・フローは、33百万円の増加(前期は1,859百万円の減少)となった。福利厚生会員向け宿泊施設等の有形・無形固定資産の売却863百万円があった。有形・無形固定資産の取得は806百万円(同1,129百万円)となった。財務活動によるキャッシュ・フローは、2,527百万円の減少(同932百万円の減少)となった。自己株式取得が1,464百万円、配当金の支払が983百万円計上された。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健) 《HN》
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