トップ
お知らせ
ソーシャルレポーター
マーケット速報
おすすめ銘柄
テーマ
人気ニュース
スクリーニング
IR時系列一覧
ランキング
イベントスケジュール
株~企業情報・おすすめ銘柄
会員登録
ログイン
アカウント
ログアウト
マーケット
日経平均
10/2 15:15
37,808.76
-843.21
NYダウ
10/2
42,196.52
+39.55
お気に入り銘柄
暗号資産
FISCO BTC Index
10/3 15:28:06
9,002,140
フィスコポイント
詳しくはこちら
保有フィスコポイント数
今月フィスコポイント数
[New]
個別ポイント管理情報
ヘリオステクノ Research Memo(2):16/3期は2ケタの増収増益で着地
2016/6/10 17:08
FISCO
Twitter_Logo_Blue
ツイート
flogo_RGB_HEX-144
シェア
*17:08JST ヘリオステクノ Research Memo(2):16/3期は2ケタの増収増益で着地 ■2016年3月期決算の分析 ヘリオス テクノ ホールディング<
6927
>の2016年3月期決算は、売上高25,769百万円(前期比73.9%増)、営業利益1,182百万円(同38.8%増)、経常利益1,168百万円(同49.8%増)、当期純利益807百万円(同6.6%増)と大幅増収増益で着地した。同社は2016年2月5日(第3四半期決算発表時)に業績予想の修正を行ったが、ほぼその線での着地となった。なお、営業利益、経常利益と比較して、当期純利益の増益率が小さいのは、2016年3月期から法人税の負担が生じたことによる。 同社自身は持ち株会社であり、傘下に事業会社を抱えている。事業セグメントと事業会社がそれぞれ1対1対応しているので理解しやすい。フェニックス電機(株)とその子会社(株)ルクスがランプ事業セグメント、(株)日本技術センターが検査装置事業セグメントと人材派遣事業セグメント、ナカンテクノ(株)が製造装置事業セグメント、という構成だ。 売上高をセグメント別に見ると、製造装置事業の売上高が前期比178.3%増の17,419百万円と大きく伸長したことが目立つ。これはプラント事業(中国向けの中古の液晶製造装置移設事業)で、売上高約11,700百万円の大型案件の計上があったためだ。このプラント案件は、利益率こそ低かったが利益額としては約200百万円の営業利益の計上につながった。また前期は、LCDパネル製造に用いる配向膜製造装置において、好採算案件の収益計上があった。これは同形式のモデルを4台まとめて納入する案件で、いわゆる習熟効果によって利益率が高くなり、営業利益が通常のケースと比べて約200百万円押し上げられた。これらの結果、製造装置事業の営業利益は前期比67.4%増の1,111百万円となった。 ランプ事業では、プロジェクター用ランプ、UV露光装置光源ユニット向けの紫外線露光用ランプの拡販に努めたが、結果的には前期を下回る結果となった。一般照明用ランプもLED球は伸びているもののハロゲン球の減少やLED工事売上げの計上遅れなどが響いて、セグメント売上高は前期比6.9%減、営業利益は同29.0%減と減収減益となった。 検査装置事業では検査装置用光源装置の販売を展開したほか、従来からのUV露光装置光源ユニット(MLS)の拡販に努めた。しかしながら、UV露光装置光源ユニットが前期比20.6%減の966百万円にとどまったことから、セグメント売上高は同15.2%減の1,346百万円、営業利益は同30.4%減の136百万円となった。 人材サービス事業では技術者派遣と設計請負は安定した業績が継続している。労働者派遣は企業収益や雇用情勢改善を反映して派遣者数を伸ばしている状況だ。そうしたなか、セグメント売上高は前期比8.3%増の3,463百万円、営業利益は同7.4%減の125百万円となった。営業減益の理由は、採用コストの増加や、子会社の日本技術センターが製造派遣を手掛ける別の子会社(株)テクノ・プロバイダーを吸収したことに関する費用増加などが要因だ。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《HN》
関連銘柄 1件
6927 東証スタンダード
ヘリオス テクノ ホールディング
951
10/2 15:00
-3(-0.31%)
時価総額 21,689百万円
フェニックス電機、ルクス、ナカンテクノなどを傘下に収める持株会社。配向膜印刷装置等の製造装置事業が主力。露光装置用光源ユニット用ランプ等も。産業用LEDなどは量産化に対応した生産体制の確立等に取り組む。 記:2024/08/06
関連記事
6/10 17:07 FISCO
健康CP Research Memo(11):想定株価1900円台、現株価は評価不足
6/10 16:59 FISCO
ヘリオステクノ Research Memo(1):製造装置事業をけん引役に、好調な業績が続く
6/10 16:58 FISCO
イグニス Research Memo(13):財務体質の強化と事業拡大のための内部留保を優先、16年9月期も無配予定
6/10 16:57 FISCO
イグニス Research Memo(12):2013年9月期に営業黒字に転換、一気に財務体質が健全化
6/10 16:55 FISCO
健康CP Research Memo(10):2017年3月期は中期経営計画を上回る営業利益を見込む