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イグニス Research Memo(4):第2四半期は大幅な増収増益を確保、足元の業績は好調

2016/6/10 16:35 FISCO
*16:35JST イグニス Research Memo(4):第2四半期は大幅な増収増益を確保、足元の業績は好調 ■決算動向 (1) 2016年9月期上期決算の概要 イグニス<3689>の2016年9月期第2四半期累計期間(2015年10月-2016年3月。以下、上期)の業績は、売上高が前年同期比415.4%増の2,610百万円、営業利益が844百万円(前年同期は242百万円の損失)、経常利益が839百万円(同273百万円の損失)、純利益が894百万円(同311百万円の損失)と大幅な増収増益(黒字転換)となった。第2四半期だけで見ても、第1四半期に続いて過去最高の営業利益を更新しており、足元の業績は好調に推移している。 売上高は、「無料ネイティブアプリ」が注力する更新型アプリ(中・大規模アプリ)の本格的な収益貢献が開始していないことから減収となったものの、前年同期では実績がほとんどなかった「ネイティブソーシャルゲーム」が「ぼくとドラゴン」の好調持続により大きく伸長したことで大幅な増収となった。 損益面では、「ぼくとドラゴン」にかかる広告宣伝費及びプラットフォーム手数料の増加により販管費が大きく拡大したが、増収により吸収したことで大幅な増益となり、売上高の落ち込みや先行費用により営業損失に陥った前年同期から大きく黒字転換した。営業利益率も32.3%の高い水準に回復している。なお、純利益の伸び幅がとりわけ大きいのは、関係会社(M.T.Burn)株式の売却益(590百万円)を特別利益に計上したことによるものである。 貸借対照表の状況については、売上高の拡大や関係会社(M.T.Burn)株式の売却による「現金及び預金」の増加や、U-NOTEの買収に伴う「のれん代」の計上、ネイティブソーシャルゲームなどの追加開発に伴う「ソフトウェア」の増加により総資産が3,216百万円(前期末比63.6%増)に大きく拡大した。ただ、総資産の増加はすべて自己資本(利益剰余金)の積み上げで賄っており、自己資本比率は66.4%(前期末62.8%)に上昇している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫) 《HN》
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