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サンワテクノス Research Memo(3):前中期経営計画「JUMP 1200」からの正常進化形

2016/6/10 9:08 FISCO
*09:09JST サンワテクノス Research Memo(3):前中期経営計画「JUMP 1200」からの正常進化形 ■サンワテクノス<8137>の業績の推移 弊社では「Challenge 1500」を、前中期経営計画からの正常進化版的な中期経営計画だと考えている。前述の経営目標を実現するための重点施策について、前中期経営計画の「JUMP 1200」と「Challenge 1500」とを比較した。同種の項目がきちんと前中期経営計画から新中期経営計画へと引き継がれているが、その内容は明らかに一歩進んだものへとなっている。別な言い方をすれば、「JUMP 1200」が言わば“組織づくり”を主な命題としていたのに対して、「Challenge 1500」では“組織の活用”による収益化を目指している、ということだ。 「JUMP 1200」においては、業績面では初年度と2年目は比較的順調に推移していたが、最終年度の2016年3月期は大きく当初計画を下回った着地となった。そこだけを見れば前中期経営計画は失敗だったかのようにみる向きもあろうが、その評価は正しくないと弊社では考えている。前中期経営計画と新中期経営計画の両方において、一貫して同社が注力しているのは「エンジニアリング事業」の強化だ。この点については、前中期経営計画期間中に実行部隊の「エンジニアリング部」と、その活動が円滑に進むよう側面からサポートする「産業ソリューション統括部」を新設し、それに関連して組織図全体の見直しを行った。人員に決して余裕があるわけではない企業規模である同社にとっては、“大規模”な変革だったと弊社では評価している。 JUMP 1200からChallenge 1500への一連の流れを踏まえると、新中期経営計画「Challenge 1500」は3ヶ年中期経営計画なのではなく、実質的には6ヶ年中期経営計画と捉えるのが正しい理解の仕方ではないかと弊社では考えている。それゆえ、新中期経営計画が収益の実体を伴う形で一定の成果を上げる可能性は高いとみている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《TN》
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