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ソルクシーズ Research Memo(3):売上高はソフトウェア開発事業の好調な推移、2四半期連続で過去最高を更新

2016/6/8 16:19 FISCO
*16:19JST ソルクシーズ Research Memo(3):売上高はソフトウェア開発事業の好調な推移、2四半期連続で過去最高を更新 ■業績動向 (1) 2016年12月期第1四半期決算の概要 4月28日付で発表されたソルクシーズ<4284>の2016年12月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比19.1%増の3,160百万円、営業利益が同34.8%減の77百万円、経常利益が同52.7%減の55百万円、四半期純損失が13百万円(前年同期は2百万円の黒字)と増収減益決算となった。 売上高は主力のソフトウェア開発事業が好調に推移したことで、2四半期連続で過去最高を更新した。増収にも関わらず減益となったのは、旺盛な受注に対応していくための外注費や人件費が増加したこと、また、販管費はグループ会社も含めた社内体制強化のための費用が増加したことなどが要因となっている。第1四半期に売上計上した開発プロジェクトのなかに、利益率の低い案件(機器販売比率が高い案件)が含まれていたことも利益率の低下要因となっている。ただ、こうした動きは期初に想定していたものであり、会社計画比で見ると売上高は2桁、営業利益は3桁を上回るなど順調な滑り出しとなっている。 なお、ソフトウェア開発事業の業種別の動向では、金融向けがクレジット向けや証券向けの大型案件が進行中で、前年同期比2ケタ増収となった。また、金融以外では流通業向けが増加したが、その他の業種についてはほぼ横ばいであった。需要は旺盛なものの人的リソースの問題から選別受注を進めていることが要因となっている。 主要子会の動向を見ると、銀行系のシステム開発を行う(株)エフ・エフ・ソルは前期に大型プロジェクトが終了したことで大幅減収となった。また、組込・制御・計測系のシステム開発を行う(株)イー・アイ・ソルやデジタルサイネージ事業を展開する(株)インターディメンションズなども減収となった。このうち、インターディメンションズに関しては太陽光発電システムの販売・設置工事案件が減少したことが減収要因となった。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
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クレジット、証券など金融向けに強みを持つソフトウェア開発会社。ソリューション事業、コンサルティング事業も手掛ける。SBIHDが筆頭株主。富士通などが主要取引先。航空宇宙・防衛分野の取り組みを強化。 記:2024/08/13