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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家株マニア氏:悲劇のアメリカ雇用統計

2016/6/7 22:19 FISCO
*22:19JST 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家株マニア氏:悲劇のアメリカ雇用統計 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家株マニア氏(ブログ「株マニア~素人の投資生活実況中継~」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2016年6月4日18時に執筆 先週(5月30日~6月3日)はまさかの展開でした。 消費税の先送りが現実的な状況になり、アメリカの利上げ観測もあって、日経平均株価は一時17000円を突破。ドル円も111円台まで円安が進み、今後が期待できる動きとなりました。 しかし、6月1日に消費税先送りが正式に決まった頃から怪しい雰囲気に。消費税先送りによる期待よりも日本経済に対する不安感が先行して日経平均株価も16000円台後半まで下落。そして、ドル円も108円台まで円高が進みました。 極めつけは先週金曜日(6月3日)に発表されたアメリカの雇用統計がまさにネガティブサプライズに。ドル円は106円半ばと急速な円高になり、週明けの日本市場も大きく下げて始まりました。 まさに、少し前の期待から一変し、今後の懸念が先行する形となっていますが、今後の動きを心配と思う方が多いのではないでしょうか。 個人的な考えとしては消費税の先送りは決してネガティブに考える必要はないですし、アメリカの雇用統計に関しても4月までは堅調に推移していたわけで、5月の1ヶ月だけ悪かっただけでこれだけ敏感に反応するのも早計だと思います。 ただ、市場はその思い通りにはいかないわけで、今月下旬にはイギリスのEU離脱かEU残留を決める国民投票も控えていますし、しばらくは我慢の展開が続きそうな予想が大半だと思われます。 前回書かせていただいた記事に「消費税は本当に先送りされるか」ということで、実際に先送りされた場合は、その後の株価は期待できると書きました。長い目で見ればアメリカの景気自体も決して悪くないと思いますし、実際に失業率は良くなっている訳なので、ペースは遅くなるとしても利上げが行われることは十分考えられますし、流れが変わる時期が来ると期待してその時を待つしかないと思われます。 今週(6月6日~10日)は我慢の週になる可能性が高いですが、好業績の銘柄を中心に買いのタイミングとなる可能性もあるので、そのタイミングを探っていきたいものです。 ---- 執筆者名:株マニア ブログ名:株マニア~素人の投資生活実況中継~ 《NO》