マーケット
10/10 15:15
39,380.89
+102.93
42,512.00
+431.63
暗号資産
FISCO BTC Index
10/11 7:37:04
8,956,046
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

BEENOS Research Memo(1):業界No.1体制を確立するための人材投資やプロモーション費用を積極投下

2016/4/27 18:22 FISCO
*18:22JST BEENOS Research Memo(1):業界No.1体制を確立するための人材投資やプロモーション費用を積極投下 BEENOS<3328>は、Eコマース事業とインキュベーション事業を手掛ける。Eコマース事業は、クロスボーダー部門(海外転送・代理購入事業、グローバルショッピング事業)、バリューサイクル部門(インターネットによるブランド中古品の買取販売事業)、リテール・ライセンス部門(商品プロデュース・ライセンス事業、ネットショッピング事業)から構成されており、特に越境ECの海外転送・代理購入事業が急成長している。 2016年9月期第2四半期累計(2015年10月−2016年3月)の連結業績は、売上高が前年同期比11.5%増の9,195百万円、営業利益が同35.9%減の479百万円とほぼ会社計画どおりの進捗となった。インキュベーション事業が減益となったものの、Eコマース事業は売上高が前年同期比17.2%増の9,015百万円、営業利益が同5.1%増の495百万円となり、半期ベースで過去最高を更新した。業界圧倒的No.1を確立するため積極的に投資を行ってきたクロスボーダー部門やバリューサイクル部門が2ケタ増収と順調に拡大し、営業利益ではバリューサイクル部門がけん引役となった。 2016年9月期は売上高が前期比15.7%増の19,600百万円、営業利益は同15.6%減の1,000百万円と期初計画を据え置いている。流通総額では前期比17.5%増の43,000百万円を見込んでいる。第2四半期までの営業利益の進捗率はEコマース事業で57.0%、インキュベーション事業で28.3%となっている。Eコマース事業は第3四半期以降もクロスボーダー、バリューサイクル部門を中心に成長が見込まれることから、会社計画(前期比12.9%増の870百万円)の達成は可能とみられる。一方、インキュベーション事業も第3四半期に営業投資有価証券売却益6.0百万米ドル(113円/1米ドル換算で約685百万円)を計上する予定であることから、会社計画(前期比32.8%減の500百万円)を達成する可能性が高い。 同社では今後もクロスボーダー、バリューサイクル部門を中心にEコマース事業で年率2ケタ成長を目指していく方針だ。2016年9月期は業界No.1体制を確立するための人財投資やプロモーション費用を積極投下するため、利益率は若干低下するが、2017年9月期以降はスケールメリットを活かせる段階に入ることから、収益性についても向上するものと予想される。インキュベーション事業についてはキャピタルゲインを獲得しながら、インドを中心とした新興国のネットベンチャー企業への投資を継続していくほか、社内での新規事業創出も行っていく方針だ。 ■Check Point ・クロスボーダー部門の流通総額、売上高は過去最高を更新 ・Eコマース事業は2ケタ増収増益となり過去最高の業績が見込まれる ・自己資本比率、有利子負債比率ともに健全な状態 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
関連銘柄 1件
3328 東証プライム
2,870
10/10 15:00
-57(-1.95%)
時価総額 38,274百万円
海外向け購入サポートサービス「Buyee」が主力。日本の通販商品の海外発送代行サービス、海外通販サイト「セカイモン」の運営等を手掛ける。グローバルコマース部門では積極プロモーションによる流通拡大図る。 記:2024/08/02