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アイレップ<2132>運用型広告市場でトップシェアを獲得

2016/4/20 16:53 FISCO
*16:53JST アイレップ<2132>運用型広告市場でトップシェアを獲得 ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』4月14日放送において、アイレップ<2132>を取り上げている。主な内容は以下の通り。 (話し手:フィスコリサーチアナリスト 飯村 真由) Q、どういった会社でしょうか。 広告主のマーケティングを最適化する「デジタルマーケティングエージェンシー」で、2006年から博報堂DYグループとパートナーシップを結んでいます。サーチ広告におけるノウハウの蓄積により他社にはない優位性を確保し、運用型広告市場(販売代理店経由)でトップシェアを獲得している企業です。 Q、同社の事業内容や強みについて教えてください。 主力の広告代理事業は、ヤフーの「Yahoo!プロモーション広告」、グーグルの「アドワーズ広告」などの広告ソリューションを中心に、正規代理店としてクライアントに販売しています。質の高いノウハウと新サービスの開発力により、顧客の広告予算を最大限に活かすことができます。直販のクライアントと博報堂DY経由での販売チャネルの両方を持っていることが強みで、大手ナショナルクライアントを含む数百社の顧客基盤を保有しています。 Q、業績についてはいかがでしょうか。 2016年9月期の第1四半期決算は、売上高が前年同期比34.9%増の売上高174.51億円、営業利益が同72.3倍増の3.71億円と大幅な増収増益で着地しました。第1四半期として過去最高の業績を達成したほか、前四半期(2015年9月期第4四半期)の実績も上回る高水準となりました。また、3月30日に、上期および通期業績予想の上方修正を発表しています。通期業績は、売上高で前回予想比110億円増の760~770億円(前期比31.0~32.7%増)、営業利益で同8億円増の16~17億円(同124.0~138.0%増)の計画となっています。 Q、業績好調の要因は何でしょうか? 運用型広告市場の成長により、直販および博報堂DYグループ経由、双方の取扱高が拡大していること。また、2014年6月に開設した高知のオペレーションセンターの本格稼働により販売管理費の増加が抑制されたことで利益率も大きく改善しています。同社は第2四半期と第4四半期に売上が積み上がる傾向があるのですが、今期は第1四半期からしっかりとした数字を出してきたことは非常にポジティブな印象で、収益構造が大きく変化してきたことがうかがえます。 Q、今後の注目点はどのあたりでしょうか? 現状の取扱い主要メディアはヤフーとグーグルが約8割を占めていますが、Facebook、Twitterに続き、顧客ニーズが急速に高まっているLINEなどをどう上手く取り込んでいくかが注目ポイントといえるでしょう。更なる成長を目指して人材の確保を進めている他、インドネシアが特に好調な海外展開の加速も期待されます。 ラジオNIKKEI マーケットプレス 『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送 《TM》
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SEMサービス、ソーシャルメディアマーケティングなどネット広告を手掛ける。博報堂DYグループとの協業で顧客は増加。16.9期上期は大幅増益。DACと共同持株会社設立で経営統合。9/28付けで上場廃止へ。 記:2016/06/07