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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家ブッダ氏:円高の裏で利益を上げる企業

2016/4/15 20:08 FISCO
*20:09JST 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家ブッダ氏:円高の裏で利益を上げる企業 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家ブッダ氏(ブログ「ブッダの株ブログ」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2016年4月8日18時30分に執筆 From:ブッダ 日本橋のスタバより、、 ここ数ヶ月、円高が日本株に悪影響をもたらたすと報じるニュースが多い。事実として日本は輸出中心で成り立ってきたので、円安であれば企業業績が向上しやすく日本株が値上がりしやすい反面、円高では日本株が値上がりしにくい傾向がある。 しかしながら、日本株を個別にみていくと、実は輸入主体の銘柄では円高の恩恵を受けて株価上昇が期待されている銘柄がある一方、円高の裏で恩恵を受けている日本株も多い。このような円高の恩恵を受ける日本株は「円高メリット関連銘柄」と呼ばれ、注目が集まってきている。円高が進行している今、日本の株式投資で勝利をつかむためには、円高メリット関連銘柄の情報収集が必要不可欠だ。 そこで今回は、注目の円高メリット関連銘柄を紹介する。 ■注目の円高メリット関連銘柄 ◆<2001>日本製粉 日本製粉は、製粉大手の円高メリット関連銘柄だ。 同社は、円高の恩恵を受けて海外から安く原材料を仕入れることができているため、期待している。 また、2016年3月18日、日本製粉はゼンショーホールディングス<7550>の100%子会社である大和フーヅの発行済み全株式を取得するとの発表がなされたことは好材料といえる。この大和フーヅはミスタードーナツとモスバーガーのフランチャイズとして店舗展開をしているとのことで、日本製粉が飲食店のノウハウを得て、新商品の開発に活かしてくれることを期待する。 ◆<2108>日本甜菜製糖 日本甜菜製糖は、甜菜(てんさい)を原料とした製糖が主力の円高メリット関連銘柄だ。 ちなみに甜菜とは、国内では北海道で主に栽培されている大根のような作物だ。たしか中学の社会科の教科書に載っていたと思うぞ。 日本経済新聞によれば、同社は主力の砂糖の販売が底堅く、また、オリゴ糖製品が世間に浸透し好調で、16年3月期は増収増益とのことで、個人的にも株価上昇を期待している。 ◆<3861>王子ホールディングス 王子ホールディングスは製紙業界の大手で、アジア南米などにも展開している円高メリット関連銘柄だ。 2016年3月25日、同社は中越パルプ工業<3877>と資本業務提携を行い、中間持株会社としてO&Cペーパーバッグホールディングスを設立するとの発表がなされた。紙袋の需要は国内では縮小しているものの、新興国では経済成長で需要が拡大しており、国内生産の合理化と海外事業の拡大を協力して進める狙いと考えられる。 ■円高メリット関連銘柄に注目する理由 まず、この円高はまだまだ続くと考えられるため、その恩恵を受ける円高メリット関連銘柄に対する期待は大きい。 そもそも円高となる主要な要因は、外国人投資家の動きにあると個人的には考えている。外国人投資家は、日本株を大きく動かすと言われ、円安時に日本株を買って円高時に利益確定する傾向にある。円高が進むと日本株は、外国人投資家の利益が減少するため買いにくいためだと考えられている。 外国人投資家に加えて、世界中で市場心理が不安に陥っている今、特に米国の金融政策がきっかけで円高となっているとの見方もある。事実、2016年3月29日に米連邦準備理事会(FRB)イエレン議長は「将来のFRBの利上げ軌道は不透明」、「利上げにおける慎重な姿勢が特に正当化される」と表明したとのことで、海外市場を通じてドル売りが継続している状況だ。 では、いかにして円高メリット関連銘柄で利益を上げるか?それには、自分が企業の動向や市場の内実を理解できる企業に絞って投資を検討することだと、個人的には考えている。 投資の神ことウォーレン・バフェット氏の投資哲学である「自分が理解できる事業内容を行っている企業に投資する」ということを意識しつつ、自分自身も、まずは円高メリット関連銘柄を学んでいくつもりだ。円高メリット関連銘柄についてはまだ書き足りないことがあるが、誌面の都合上これ位に止め、円高メリット関連銘柄を共に学ぶ同志のために詳細をブログにまとめておく。 その他、現在最新の注目テーマ株、個人的に注目している個別銘柄情報をブログで多数紹介している。急騰が期待される円高メリット関連銘柄、ジェネリック医薬品関連銘柄、子育て支援関連銘柄、メタンハイドレート関連銘柄、民泊関連銘柄、ブロックチェーン関連銘柄、太陽光発電関連銘柄、LINE関連銘柄、仮想通貨関連銘柄、ビットコイン関連銘柄、バイオ関連銘柄、5G関連銘柄、AR関連銘柄、人工知能関連銘柄、自動運転車関連銘柄、フィンテック関連銘柄、ドローン関連銘柄、マイナンバー関連銘柄、宇宙開発関連銘柄、ロボット関連銘柄、TPP関連銘柄、IoT関連銘柄、ZMP関連銘柄、郵政関連銘柄、インバウンド関連銘柄などに関する持論を書いている。 グーグルやヤフーの検索エンジンで「ブッダの株ブログ」と検索して、今後の銘柄選定に役立てて欲しい。 ---- 執筆者名:ブッダ ブログ名:ブッダの株ブログ 《NO》
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2001 東証プライム
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時価総額 175,620百万円
国内製粉業界2位。1896年創業。小麦粉やミックス粉、パスタ、乾麺、冷凍食品等を手掛ける。パスタ関連商品は「オーマイ」ブランドで展開。配当性向30%以上目安。オーマイプレミアムブランドの販売を強化。 記:2024/08/12
2108 東証プライム
2,700
10/4 15:00
-1(-0.04%)
時価総額 41,380百万円
1919年創業の製糖メーカー。ビート糖(甜菜糖)、国産糖で国内トップ。スズラン印の上白糖などで知られる。オリゴ糖など機能性食品素材の製造・販売も。DM三井製糖HDと資本業務提携。適正価格での販売徹底図る。 記:2024/07/05
3861 東証プライム
585.1
10/4 15:00
+11.1(1.93%)
時価総額 593,515百万円
国内製紙最大手。段ボール原紙や家庭紙、紙おむつ等の生活産業資材が主力。特殊紙や感熱紙などの機能材、資源環境ビジネス等も手掛ける。配当性向30%目安。生活産業資材は東南アジア、オセアニアの事業拡大に注力。 記:2024/06/15
3877 東証プライム
1,292
10/4 15:00
+9(0.7%)
時価総額 17,255百万円
総合紙パルプメーカー。新聞用紙や印刷用紙、包装用紙、特殊紙・板紙等の製造を行う。富山県高岡市に本社。発電事業、紙断裁選別包装・紙運送事業等も。家庭紙抄紙機の収益貢献、包装用紙・衛生用紙の拡販等に注力。 記:2024/08/23
8,046
10/4 15:00
+80(1%)
時価総額 1,246,028百万円
国内外食企業トップ。「すき家」を中核に、「なか卯」や「はま寿司」、「ココスジャパン」、「ジョリーパスタ」などを傘下に収める。グループ店舗数は1万5000店超。新規出店などでグローバルすき家部門は売上順調。 記:2024/06/17