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アイエスビー Research Memo(3):売上高構成比の大きい「携帯端末」「組込み」

2016/4/13 16:10 FISCO
*16:10JST アイエスビー Research Memo(3):売上高構成比の大きい「携帯端末」「組込み」 ■会社概要 (2)事業の概要(グループ企業) アイ・エス・ビー<9702>は「情報サービス事業」という単一事業セグメント企業であるが、売上高は「携帯端末」「組込み」「モバイルインフラ」「検証」「金融」「情報サービス」及び「フィールドサービス」の7つの事業部門に分けて公表している。それぞれの事業部門の業務内容や業績動向は後に詳述するが、大きく分けると「携帯端末」「組込み」「モバイルインフラ」の3分野は基本的にはファームウェアを中心としたソフトウェアの開発だ。「携帯端末」「モバイルインフラ」というのは、特に構成比の大きい分野を切り分けたものだ。 一方、「金融」「情報サービス」及び「フィールドサービス」はSI(システムインテグレーション)に代表される広義の情報サービス業務であり、その中から顧客の業種別(「金融」)あるいは業務内容(「フィールドサービス」)に応じて切り出した形となっている。「検証」は携帯端末に組み込まれたソフトウェアの動作チェックについての請負業務だ。 各事業分野別の採算性については公表されていない。同社の事業発展の歴史や競争力、同業他社の動向や業界構造などを総合的に勘案して、ソフトウェア関連3事業(「携帯端末」「組込み」「モバイルインフラ」)の利益率が同社の中では高採算事業に属し、金融とフィールドサービスが平均的採算の事業、検証と情報サービスが比較的低採算の事業にそれぞれ属しているものと、弊社では推測している。 同社はM&Aにも積極的だ。特定分野で強みを有し同社と補完関係や相乗効果を狙える会社の子会社化を進めてきている。最近では2015年7月に(株)インフィックスを完全子会社化した。インフィックスは金融業界の中でも特に銀行向けに強みを有しており、証券会社に強い同社と補完関係を構築できることが買収の決め手となったもようだ。同社は今後も、条件にかなう候補企業があればM&Aを通じた業容拡大を積極的に進める考えだ。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《HN》
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ソフト開発会社。通信分野などの組込み系に強み。セキュリティシステムの開発も。24.12期は拠点統廃合費用などが利益を圧迫する見込み。配当性向は3割以上目安。新中計では26.12期に営業益27億円を目指す。 記:2024/04/12