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MonotaRO---15期連続増収、7期連続最高益更新と業績好調の間接資材ネット通販最大手

2016/4/12 14:24 FISCO
*14:24JST MonotaRO---15期連続増収、7期連続最高益更新と業績好調の間接資材ネット通販最大手 ラジオNIKKEI マーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』4月7日放送において、MonotaRO<3064>を取り上げている。主な内容は以下の通り。 Q. 同社の概要からお願いします。 MonotaROは、インターネットを利用した工場・工事用間接資材や自動車アフターマーケット商品の通信販売会社です。企業規模や購買金額に関わらず、すべての顧客に同一の価格で間接資材を販売する点に特徴があります。これまで売り手から不公平な価格を強いられがちであった中小企業を中心に支持を受けています。 Q. 事業の詳細をご説明ください。 同社のコアとなる事業は、 事業者向け間接資材通信販売 「モノタロウ」です。ターゲットは、工事現場や工場などで使用される間接資材を調達する法人ユーザーで、2014 年 12 月に約 140 万だった顧客口座数は2015 年 12 月時点で約 177.6 万口座と、ハイペースで増加しています。類似顧客の購入パターンを機械学習させ、適切な商品を提案できる仕組みがあり、既存顧客の購入金額が年々上がるという強みがあります。 競合他社を見てみますと、アスクル<2678>やミスミ<9962>など、重複する商材でEC 事業を行う企業は存在しますが、間接資材に限定すると、比較対象となる単独プレイヤーは現在のところ見当たりません。 Q. 足元の業績・見通しについてはいかがでしょうか? 1月29日に発表された15年12月期通期連結決算は、売上高は575.63億円(前期比28.1%増)、経常利益は71.2億円(同63.6%増)と、大幅増収増益となりました。16年通期見通しについては、売上高710.76億円(前期比23.5%増)、営業利益93億円 (同 31.2%増)、経常利益は 92.95億円(同30.5%増)、当期純利益 60.51億円 (同36.3%増) を見込み、15 期連続の増収、7期連続の最高益更新を計画しています。 Q. 成長戦略に注目されているそうですね。 同社は、中期目標として14年度連結実績の2倍強に当たる売上高1000億円を掲げ、2018年度での達成が見込まれます。間接資材周辺市場は5兆円から10兆円程度と試算されており、 市場が急速にEC化する中で、トップ企業である同社の成長余地は十分にあると考えられます。同社は、18 年度まで年20%台前半の成長で目標値を達成する見込みで、現時点で懸念材料は見当たりません。在庫能力及び出荷能力を強化すべく、茨城県に約9万平方メートルの土地を取得し床面積約5万5千平方メートルの大規模な物流センター構築を計画しています。同施設は、2016年4月に建設着工し2017年3月竣工予定で、最新鋭の自動走行搬送車を導入し、生産性を倍増させる計画です。これにより、現在の25万点から50万点の在庫が可能となり、現有の尼崎センターと合わせて売上1500億円まで対応可能となるとのことです。 Q. 株主還元についても教えてください。 15年12月期は、前期比5円増の1株当たり12円と大幅な増配を実施しました。2016年12月期も増益の事業計画を背景に上期9 円、下期 9 円、通年で 1 株当たり 18 円と増配を予定しています。配当性向は過去3年間 30%台を維持しており、今期においても 35.1% と同水準を維持する予定です。 株主優待は、 決算期末(12月末日) に100株以上を保有している株主に対し、一律3000 円(税抜き)相当のプライベートブランド商品を贈呈しています。 ラジオNIKKEI マーケットプレス 『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送 《WA》
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間接資材のインターネット通販最大手。工場・工事用、自動車整備用等の間接資材を販売。取扱商品は約2200万点。登録会員数は910万6521口座。購買管理システム事業は高成長。23.12期通期は2桁増収増益。 記:2024/04/15