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能美防災 Research Memo(8):2016年3月期第3四半期累計は2ケタ増収増益

2016/3/25 17:51 FISCO
*17:51JST 能美防災 Research Memo(8):2016年3月期第3四半期累計は2ケタ増収増益 ■業績動向 能美防災<6744>の2016年3月期第3四半期累計(4月−12月)の連結業績は、売上高が前年同期比14.6%増の68,037百万円、営業利益が同23.6%増の5,753百万円、経常利益が同20.9%増の5,891百万円、当期純利益が同23.7%増の3,775百万円だった。 大型の工事進行基準適用物件が比較的集中したことも寄与して2ケタ増収となり、売上総利益が同7.1%増加した。さらに販管費の抑制も寄与して2ケタ増益だった。売上総利益率は30.4%で同2.2ポイント低下、販管費比率は22.0%で同2.7ポイント低下した。営業外収益では為替差益が減少したが、持分法投資利益が増加した。 なおセグメント別(営業利益は連結調整前)に見ると、火災報知設備は売上高が同5.6%増の22,576百万円で営業利益が同21.7%減の2,733百万円、消火設備は売上高が同34.9%増の26,572百万円で営業利益が同59.9%増の4,499百万円、保守点検等は売上高が同3.3%増の15,001百万円で営業利益が同25.5%増の2,396百万円、その他は売上高が同2.6%増の3,885百万円で営業利益が同86.3%増の140百万円だった。 火災報知設備の減益は、利益率の高い改修工事の構成比が低下したことが影響したようだ。通期も同様の見込みとしている。ただし影響は一時的だろう。一方で消火設備の大幅増益は、利益率の高いプラント防災や高速道路トンネル防災の増加が寄与したようだ。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展) 《HN》
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火災報知器や消火設備などを手掛ける防災機器最大手。防災システムはビルや地下街、集合住宅、文化財など対応領域多岐。東大寺に納入実績。火災報知設備は収益好調。消火設備は売上堅調。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/04/16