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注目銘柄ダイジェスト(前場):JDI、国際帝石、カイオムなど

2016/3/17 11:40 FISCO
*11:40JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):JDI、国際帝石、カイオムなど 京浜急行<9006>:969円(前日比-22円) 売り先行。前期に業績予想の修正を発表、最終損益は130億円の黒字予想から40億円の赤字に下方修正、1949年の上場以来初の赤字となるもよう。三浦半島で進めてきた宅地開発や鉄道延伸の計画を凍結、これに伴い約180億円の損失が発生する。赤字転落をネガティブ視する動きが先行も、みずほ証券では、今回の評価損計上は来期の不動産事業営業利益の増加にもつながっていくとみられポジティブに評価したいとしている。 アスクル<2678>:4375円(前日比+310円) 大幅高。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は68.3億円で前年同期比74%増益、通期予想は80億円から85億円に上方修正している。注目されるLOHACOは大幅増収にもかかわらず、投資先行局面が続いて依然赤字計上の状況。上方修正された通期予想は市場予想を下回っているが、実績値はコンセンサス上振れでもあり、やや保守的な計画としてポジティブな見方が優勢。 JDI<6740>:251円(前日比+10円) 買い優勢。国内前工程工場の一部ライン停止、中国後工程工場の統廃合に向けた減損処理、国内人員の早期退職などといった構造改革を発表、16.3期に約140億円の特別損失を計上予する予定。構造改革の実施はアナウンスされており、昨日はその詳細を発表した形。説明会では、年間約170億円の固定費削減効果が明確に示されたもようであり、収益改善への期待感が先行する格好になっている。 リョービ<5851>:459円(前日比+56円) 上昇率2位。前日に業績・配当予想の上方修正を発表している。営業利益は113億円から123億円、前期比35%増益にまで、最終利益は税金費用の減少も織り込んで従来予想の62億円から88億円にそれぞれ上方修正。また、期末配当金も4円から5円に引き上げ、年間配当金は前期の8円から9円にするとしている。 国際帝石<1605>:948円(前日比+39円) 買い優勢。原油市況の上昇が買い手掛かり材料となっている。前日のNY原油先物は前日比+5.8%と急反発、3週間ぶりの上昇幅となっている。一部の産油国が生産水準維持についての協議を再開する計画が明らかになり、今後の市況先高期待などが高まる格好になったようだ。また、原油在庫の増加幅が予想を下回ったことも支援材料に。原油高メリット銘柄である同社の見直し買いにつながる。 エニグモ<3665>:841円(前日比+78円) 大幅続伸。16年1月期決算を発表している。営業利益は2.19億円(当期より連結決算。前期単体は11.96億円)で着地した。17年1月期については、営業利益で同4.6倍の10.01億円との見通しを示している。今期は大型マス広告を行わず、拡大した認知を活かした効率的な広告を積極的に展開する。なお、「BUYMA KOREA」を運営するエニグモコリアの転換社債を株式転換し、子会社化するとあわせて発表している。 ウェルス<3772>:918円(前日比+150円) ストップ高。復配やホテル運営の受託、中期経営計画を発表している。16年3月期末に1株当たり10.00円の配当を実施する。また、外部事業法人が大阪市で開発中のホテルの運営を同社グループが受託する。ホテルの開業は18年夏を予定しており、開業後はホテルの運営により連結売上高として年間8億円程度を見込んでいる。中期経営計画では、20年までに1000億円相当のホテルポートフォリオとホテル運営売上100億円規模を目指す。 カイオム<4583>:910円(買い気配) ストップ高買い気配。同社で開発を進めるTROP-2抗体に関する特許について、米国における特許付与の決定通知を受領したと発表している。この特許はヒトTROP-2を標的としたヒト化モノクローナル抗体に関するもの。現在、日本・米国・欧州を含む各国にて特許出願中であり、本出願において今回が初めての特許付与決定となる。なお、同社は前日まで2日連続でストップ高比例配分となっている。 《KS》
関連銘柄 8件
1605 東証プライム
2,100
10/11 15:00
-9(-0.43%)
時価総額 2,912,001百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
2678 東証プライム
2,047
10/11 15:00
+2(0.1%)
時価総額 199,621百万円
オフィス用品通販で成長。個人向けEC「ロハコ」も。ヤフーLINEの傘下。翌日配送を可能とする独自の物流基盤。ロハコが復調。だが法人向け通販の粗利率改善や物流効率化などで増収増益に。総還元性向45%目標。 記:2024/09/08
3665 東証プライム
317
10/11 15:00
-1(-0.31%)
時価総額 13,518百万円
海外ブランド・ファッション通販サイト「BUYMA」を運営。豊富な品揃えなどが強み。「BUYMA TRAVEL」等も手掛ける。会員数は1140万人超。新サービス「BUYMA VINTAGE」で需要獲得図る。 記:2024/08/23
3772 東証スタンダード
997
10/11 15:00
+35(3.64%)
時価総額 17,093百万円
不動産事業やホテル運営事業、アセットマネジメント事業を手掛ける。ホテル、旅館の再生・開発に強み。ホテル開発プロジェクトを推進。シックスセンシズ京都は運営順調。バンヤンツリー東山京都は24年夏に開業予定。 記:2024/07/05
100
10/11 15:00
-3(-2.91%)
時価総額 5,932百万円
独自の抗体作製技術を用いた医薬品を開発中の創薬ベンチャー。抗体創薬技術の供与も。武田薬品と業務委託基本契約を締結。創薬支援事業は売上増。既存顧客との安定取引の継続。がん治療向け抗体の導出で契約一時金獲得へ。 記:2024/06/10
5851 東証プライム
1,909
10/11 15:00
-14(-0.73%)
時価総額 62,321百万円
独立系のダイカストメーカー。自動車業界が主顧客。建築用品や印刷機器も。海外売上が過半。新興国も拡大。自動車生産の回復等でダイカスト事業は堅調。原材料高が重し。配当性向は30%程度目安。 記:2024/06/13
6740 東証プライム
24
10/11 15:00
+1(4.35%)
時価総額 93,129百万円
ディスプレイデバイスメーカー。自動車用ディスプレイの車載向けが主力。スマートウォッチやVR機器等の民生機器用ディスプレイ、医療用モニター等も手掛ける。超高輝度1600nitsノートPC用eLEAPを開発。 記:2024/04/30
9006 東証プライム
1,165
10/11 15:00
-11(-0.94%)
時価総額 321,262百万円
京浜、三浦半島地盤の私鉄大手。羽田空港へのアクセスを担う空港線に強み。流通事業や不動産事業、ビジネスホテルの運営等も。中期経営計画では27.3期営業利益350億円目標。不動産事業の強化等に取り組む。 記:2024/07/04