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きちり Research Memo(4):16/6期2Qは半期ベースで過去最高業績を更新、期初計画を上回る

2016/3/15 16:07 FISCO
*16:07JST きちり Research Memo(4):16/6期2Qは半期ベースで過去最高業績を更新、期初計画を上回る ■決算動向 (1) 2016年6月期第2四半期累計の業績動向 2月5日付で発表されたきちり<3082>の2016年6月期第2四半期累計の業績は、売上高が前年同期比13.1%増の4,058百万円、営業利益が同20.6%増の351百万円、経常利益が同24.3%増の353百万円、四半期純利益が同34.7%増の232百万円となり、半期ベースでの過去最高業績を更新した。また、期初会社計画比でも売上高、利益ともに若干上回る結果となった。 自社ブラント展開事業では、新規出店として2015年11月に「いしがまやハンバーグ」(神奈川県)、12月に「KICHIRI所沢」(埼玉県)の2店舗を出店した。既存店の売上高は前年同期比0.7%減(期初想定は2%減)となったが、前期の第2四半期以降に出店した「KICHIRI」や「いしがまやハンバーグ」、オムライス専門店の「3 Little Eggs」など8店舗がいずれも好調で、増収増益の主要因となった。なお、「KICHIRI」の既存店売上高は1%減、「いしがまやハンバーグ」は1%増となっており、「いしがまやハンバーグ」に関しては出店するショッピングモールのレストランの中で、坪当たり売上単価で1,2を争う売上げとなっており、人気店としてその評価が高まっている。一方、PFS事業については売上規模こそ小さいものの、クラウドサービスの契約店舗数は順調に増加しており、利益増に貢献している。 売上原価率は26.0%と前年同期比で0.8ポイント上昇したが、これは牛肉の価格上昇が主因で会社計画どおりの水準となっている。一方、販管費が65.4%と前年同期比で1.4ポイント改善を見せている。人件費率については前年同期並みの水準であったが、前年同期に計上していた新規事業に関連する費用がなくなったことや、増収効果などが要因となっている。この結果、売上高営業利益率は前年同期比0.6ポイント上昇の8.7%となった。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
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カジュアルダイニング「KICHIRI」や「いしがまやハンバーグ」、「3 Little Eggs」等を展開。行動制限の緩和やインバウンド需要の回復等により、飲食事業は黒字転換。24.6期2Qは黒字転換。 記:2024/04/15