マーケット
9/30 15:15
37,919.55
-1,910.01
42,313.00
+137.89
暗号資産
FISCO BTC Index
10/1 2:27:48
9,108,611
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家ブッダ氏:日経平均1万6000円割れ、次に上がる銘柄は?

2016/2/14 11:43 FISCO
*11:43JST 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家ブッダ氏:日経平均1万6000円割れ、次に上がる銘柄は? 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家ブッダ氏(ブログ「ブッダの株ブログ」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2016年2月10日18時00分に執筆 日経平均株価がついに1万6000円を割りこみ、いよいよ1万5000円割れも待ったなしの状態だ。このような下げ相場では慌てて売買するよりは、銘柄の情報収集に力を入れたい。そして今、個人的に関心があるのが、「人工知能(AI)関連銘柄」だ。 人工知能と聞くと、将棋でプロに勝つ人工知能やIBMのワトソン、AppleのSiriのようなものを思い浮かべる方が多いと思う。人と濃いコミュニケーションがとれるほど高度な人工知能が登場するのにはもう少し時間がかかりそうだが、情報解析技術のビジネスシーンではすでに人工知能が活躍しており、早耳な投資機関や、情報通の個人投資家の間では、情報収集が盛んに行われている。 このような重要なテーマ株に着目してみれば、悪いばかりの相場の中でも、裏では金脈を掘り当てるチャンスは大いにある。 そこで今回は、株式投資市場で注目されている人工知能関連銘柄を紹介しよう。 ■注目の人工知能関連銘柄 ◆<2158>UBIC 行動情報データ解析に強いUBICが、本命の人工知能関連銘柄だ。 人工知能を駆使したビッグデータ解析事業を展開する企業であり、日本国内の株式市場だけではなく、米国ナスダックに上場している実績もある。 UBICの人工知能「KIBIT(キビット)」は、専門家が自己の経験にもとづいて、重要と感じ取る“暗黙知”や“感覚”を学習し、対象となるテキストデータを関連性の高い順にスコアリング(点数付け)して表わすことができる。人間の手で1件ごとにデータを検索するよりも、早く、高い精度で欲しい情報を抽出できる高度な情報解析技術を実現している。 例えば、法務・医療などの高い専門的知識と業務推進のための暗黙知が要求される分野において、訴訟における証拠発見や病気の診断でエキスパート(弁護士・医師など)をサポートできるというわけだ。 「KIBIT」が実現する機能については日本で特許を取得しており、2015年12月22日には、台湾特許庁(TIPO)より2件の特許査定謄本を受領し、登録のための手続きが完了している。つまり、KIBITの技術領域に関しては、UBICが独占するってこと。これは見逃せない。 非常に高い技術力だけでなく、市場の独占にも期待が大きい人工知能関連として、注目必須といえるだろう。 ◆<3666>テクノスジャパン ICT活用をサポートするコンサルティング領域を事業の主要ドメインとするテクノスジャパンも、成長性が期待できる人工知能関連銘柄だ。 テクノスジャパングループの「scorobo」は、統計アルゴリズムなどの人工知能テクノロジーを応用した意思決定支援ツールである。このような意思決定支援ツールは、迅速な意思決定が求められるビジネスシーンにおいて需要があり、ビッグデータ解析以外の分野においても活用できる。 他のビジネス分野にも非常に拡張性があり、様々な点から注目度が高い人工知能関連銘柄として、引き続き観察していきたい。 ◆<3744>サイオステクノロジー LinuxやJavaなどオープンソースソフトウエア(OSS)やクラウド製品を開発・販売するサイオステクノロジーは、システム障害回避ソフトに強い人工知能関連銘柄だ。 サイオステクノロジーの「SIOS iQ」は、機械学習の機能を採り入れたITオペレーション分析ツールで、データセンターの異常を予測する。「運用自動化の先駆者になる」と意気込む喜多伸夫社長からは、機械学習などAI(人工知能)に新たな成長の活路を見出そうとする情熱を感じる。 『機械が機械を管理する』。そんな時代を先取りした人工知能関連銘柄として、期待が非常に大きい。 ■人工知能関連銘柄に注目する理由 近年、ビッグデータと呼ばれる電子化された情報が急増しており、これら大量のデータを解析して最適な結果を導く人工知能技術へのニーズが高まっている 。 文部科学省は2015年8月、人工知能やビッグデータなどを扱う国内最大級の研究開発拠点を整備する方針を固めた。最先端のITの開発と実用化を進めるのが目的で、今後10年間で1,000億円を投じる方針で、来年度予算案の概算要求にもおよそ100億円が盛り込まれることから、国策上、重要視されてきている。 客観的に見て、人工知能関連銘柄は今後もさらに新たな発表が出やすい分野であり、人工知能が日々刻々と我々のライフスタイルの中に浸透してきていることを考えると、現在進行形で進んでいるテクノロジー社会へ向かう世界の動きとも親和性があり、好材料が揃っている。 また、個人的にも、人工知能関連銘柄は、IOT関連銘柄や自動運転車関連銘柄と並び、世界規模で我々のライフスタイルを一変させる可能性を秘めたテクノロジー分野として注目している。 その他、現在最新の注目テーマ株、個人的に注目している個別銘柄情報をブログで多数紹介している。急騰が期待される人工知能関連銘柄、自動運転車関連銘柄、フィンテック関連銘柄、ブロックチェーン関連銘柄ドローン関連銘柄、マイナンバー関連銘柄、宇宙開発関連銘柄、ロボット関連銘柄、TPP関連銘柄、IoT関連銘柄、ZMP関連銘柄、郵政関連銘柄、インバウンド関連銘柄、AR関連銘柄、5G関連銘柄などに関する持論を書いている。 グーグルやヤフーの検索エンジンで「ブッダの株ブログ」と検索して、今後の銘柄選定に役立てて欲しい。 ---- 執筆者名:ブッダ ブログ名:ブッダの株ブログ 《NO》
関連銘柄 3件
2158 東証グロース
698
9/30 15:00
-27(-3.72%)
時価総額 27,442百万円
独自開発のAIエンジン「KIBIT」を活用し、eディスカバリ支援やデジタル鑑識等のサービスを提供。塩野義製薬と戦略的業務提携。ライフサイエンスAI分野は増収。特別損失減少。24.3期3Qは最終損益改善。 記:2024/04/16
3666 東証スタンダード
686
9/30 15:00
-15(-2.14%)
時価総額 13,994百万円
独SAP製ERPの導入支援、米セールスフォース製CRMの導入支援等を手掛ける。企業のDX推進に向けたソリューション提供に強み。テラスカイと資本業務提携。CRMは大企業向けソリューションの強化等に注力。 記:2024/07/05
3744 東証スタンダード
441
9/30 15:00
-13(-2.86%)
時価総額 3,913百万円
HAクラスターソフトウェア「LifeKeeper」等を手掛けるオープンシステム基盤事業、システム開発・構築支援等を行うアプリケーション事業を展開。SaaS・サブスク事業の拡大、新規事業領域の取組みを強化。 記:2024/06/24