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リプロセル Research Memo(6):開発・営業人員を中心に体制強化を進める

2016/2/2 16:09 FISCO
*16:09JST リプロセル Research Memo(6):開発・営業人員を中心に体制強化を進める ■決算動向 (3) 2016年3月期業績見通し リプロセル<4978>の2016年3月期の連結業績は、売上高が前期比169.8%増の1,530百万円、営業損失が555百万円(前期は740百万円の損失)、経常損失が495百万円(同456百万円の損失)、当期純損失が495百万円(同451百万円の損失)と期初計画を据え置いている。第2四半期までの通期売上計画に対する進捗率で見ると、35%とやや遅れ気味となっていることや、新たに子会社化したBioptaの業績が第4四半期より加わることもあり、第3四半期決算発表時点で業績修正が行われる可能性がある。 現時点での売上見通しでは、全体の売上高の53%が研究試薬を中心とした基礎研究分野で占め、残り47%を生体試料やヒトiPS細胞の販売、受託サービスなどの創薬支援で占める格好となる。また、地域別売上高では日本・アジアで35%、米国で55%、欧州で10%の比率を見込んでいる。 海外子会社の収益動向についてみると、BioServeは営業体制の強化により、生体試薬が米国を中心に伸びており、今期は黒字化が見込まれている。一方、StemgentやReinnervateについてはグループ製品のクロスチャネル販売を推進することで売上高は増収となるが、利益面では開発費や人件費負担がまだ重く、損失が続く見通し。また、Bioptaについても当初はのれん償却もあり利益面ではマイナス寄与になることが想定される。 同社ではグローバルでの販売力強化、特に製薬企業向けの販売拡大に注力していくため、営業人員の増員を進めている。国内では営業4名のうち2名を製薬企業向け専任としたほか、米国で4名、欧州2名、アジア1名の営業体制を整備している。現在、グループで100名強の従業員数となっているが、今後も開発・営業人員を中心に体制強化を進めていく方針としている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
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東京大学、京都大学発のバイオベンチャー。iPS細胞関連研究試薬の製造・販売等を行う研究支援事業、臨床検査受託サービス等を手掛けるメディカル事業を展開。臨床用iPS細胞、パーソナルiPS及び臨床検査に注力。 記:2024/09/02