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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家ゆたぽん氏:直近のテーマ株動向(次世 代通信5G)と今後の見通し

2016/2/1 14:33 FISCO
*14:33JST 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家ゆたぽん氏:直近のテーマ株動向(次世 代通信5G)と今後の見通し 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家ゆたぽん氏(ツイッター:@yutanpo104 )が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2016年1月31日21時00分に執筆 政府が2020年の実用化を目指している、現在の100倍の通信速度を実現する「第5世代通信システム(5G)」関連銘柄が1/27(水)から動意付いています。1/26(火)に、総務省が有識者による懇談会を設け、今後想定される新たなサービスや課題について検討を始めたという報道が関連銘柄急騰のきっかけとなったようです。 5Gに関しては海外含め、これまでにも何度か話題に挙がりましたが、関連銘柄の反応は限定的でした。では、なぜ今回テーマとして盛り上がりをみせているのか?その大きな要因は〈自動運転に不可欠である〉ということが周知されたためだと思われます。 ※自動運転には1平方キロメートル当たり100万台もの端末が接続できるという第5世代の通信環境が欠かせないといわれています。 自動運転関連銘柄に関しては私が改めて触れる必要のないくらい、昨年から国策銘柄として、そしてロボットベンチャーのZMP社上場思惑で、折にふれて急騰を演じてきました。その一大テーマである自動運転に不可欠ということで、今回5G関連銘柄の一斉急騰に繋がったのではないでしょうか。 5G関連銘柄として、四季報にも<5G>の記載があるサイバーコム<3852>、アルチザネットワーク<6778>に真っ先に資金が集中し連続ストップ高の急騰を演じており、テーマの主役となっています。それに追随するように、構造計画研究所<4748>、ネクストジェン<3842>、アイエスビー<9702>、ヨコオ<6800>、PALTEK<7587>、理経<8226>なども関連銘柄としての思惑から商いが増えているようです。 今後の展開として、サイバーコムが2/2(火)の大引け後に第三四半期決算発表があります。現在サイバーコムにはほとんど売り物が出ていない状態ではあるものの、先日も述べたように決算前後にテーマ株プレミアムの剥落が起きるのかに注目する必要があります。 また、先行して動いているアルチザネットワーク(貸借銘柄)が調整入りすれば、自ずと三番手以降の銘柄にとっては逆風となりますので、くれぐれも主役2銘柄の動向は注視していきたいところです。 さらに、先週末の日銀による金融政策変更「マイナス金利導入」に関連して、不動産セクターをはじめとした新たな物色対象、2月に入り中国春節を意識したインバウンド関連銘柄(爆買い消費関連の他、民泊・医療ツーリズムなど比較的新しいインバウンドテーマも含め)への仕掛けなど監視すべきテーマは豊富です。 以上のことから、今回賑わいを見せる5G関連の中でも、とりわけ自社製の技術を有しているわけでもなく継続して盛り上げる妙味がないものは、週明け早々にも物色の対象から外れてくる危険性があります。日中はテーマ間の強弱バランスを常に意識し、どこに最も資金が流入しているのかを見誤らないようにしていきたいところです。 また、この時期は決算に絡んだ需給要因も個別銘柄に大きく影響してきますので、個人的には難易度の高い相場になると考えております。 最後に、次世代通信5Gは通信インフラとして、自動運転の他にもドローンなど様々な技術革新に大きく関与してくるものではありますので、今回動意付いた銘柄についてきちんと整理していればいつか役に立つ時はくるでしょうし、今後の展開に大いに注目していきましょう。 あれこれ書きましたが、すべては大口の都合、需給次第ということで、先のことはわかりませんので悪しからず。 追記 先日寄稿させていただいたVR/AR関連の続報として、「米アップルが極秘チームを結成し仮想現実端末を開発か」というニュースがありましたので、前回挙げた関連銘柄が動意する場合は、先日ソニー<6758>傘下入りが決定したアルティアセミコンダクター社関連であり、VR/AR関連のジグソー<3914>、ピクセラ<6731>の両銘柄を追加して監視していきたいところです。 ---- 執筆者名:ゆたぽん(ツイッター:@yutanpo104 ) 《NO》
関連銘柄 11件
3842 東証グロース
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+36(3.56%)
時価総額 3,240百万円
通信キャリア向けに通信のコアシステムの提供等を行うボイスコミュニケーション事業が主力。DXソリューションサービス等も。NTTグループなどが主要取引先。クラウドサービスなどサブスク型ビジネスは成長。 記:2024/06/03
3852 東証スタンダード
1,902
2/7 14:59
±0(0%)
時価総額 15,258百万円
富士ソフト傘下のソフト開発会社。通信分野に強み。受託開発主体にSI、自社パッケージも展開。通信ソフトウェア開発は好調。23.12期3Q累計は増収増益。富士ソフトによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/01/09
3914 東証グロース
3,660
11/26 15:30
-10(-0.27%)
時価総額 24,709百万円
データコントロール事業を展開。クラウドサーバやIoTデバイス等の自動監視、運用を行う。IoTエンジン「NEQTO」を活用したIoTソリューションの提供等も。海外オペレーションの体制強化など先行投資を継続。 記:2024/08/29
4748 東証スタンダード
4,130
6/26 15:00
+15(0.36%)
時価総額 22,715百万円
エンジニアリングコンサルティング会社。構造設計支援システムや防災・耐震などのコンサルティングを手掛け、知識集約型企業として成長。繰越受注残高の遂行や一部プロダクツサービスの価格改定効果で、1Qは増収確保。 記:2023/12/27
6731 東証スタンダード
70
11/26 15:30
-2(-2.78%)
時価総額 1,919百万円
テレビチューナーや4GLTEルーター等のAV関連事業、ヘアドライヤー等の家電事業を手掛ける。家電は「Re・De」、「A-Stage」ブランドを展開。家電は競争激化で苦戦。構造改革進める。継続疑義注記。 記:2024/10/16
6758 東証プライム
2,983
11/26 15:30
+5.5(0.18%)
時価総額 18,623,161百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6778 東証スタンダード
572
11/26 15:30
-13(-2.22%)
時価総額 5,469百万円
通信計測器メーカー。基地局負荷試験機の開発・販売、通信インフラの保守、運用管理等を行う。通信事業者、通信機器メーカーが主要取引先。パケットキャプチャツール「etherExtractor」の販売等に注力。 記:2024/10/25
6800 東証プライム
1,567
11/26 15:30
+23(1.49%)
時価総額 37,373百万円
独立系車載アンテナメーカー。1922年創業。半導体検査用ソケットやプローブカード、電子機器用微細コネクタ等も手掛ける。超微細精密加工技術が強み。今下期にベンチャーエコシステム向け新製品の量産開始を見込む。 記:2024/06/11
7587 東証2部
678
8/30 14:59
-1(-0.15%)
時価総額 8,034百万円
半導体関連の専門商社。半導体や関連製品の販売に加え、仕様設計、量産等の受託サービス、省力化等のソリューションも提供する。半導体事業は増収。FA向けメモリ製品などが堅調。21.12期2Qは大幅営業増益。 記:2021/08/17
8226 東証スタンダード
298
11/26 15:30
-4(-1.32%)
時価総額 4,623百万円
IT、エレクトロニクス分野で事業展開する技術商社。システムソリューション事業、電子部品及び機器事業が柱。ネットワークソリューションの提供等も行う。Meta Quest3用可変レンズアダプタの販売を開始。 記:2024/08/30
9702 東証プライム
1,394
11/26 15:30
+14(1.01%)
時価総額 15,945百万円
独立系SIer。車載・産業機器向けなどの組込み・制御ソフトウェア開発等を行う情報サービス事業が主力。出入管理システム等のセキュリティシステム事業も。プロダクト事業推進。26.12期売上高375億円目標。 記:2024/10/07