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プラザクリエイト Research Memo(7):16/3期2Qは増収、損失計上となるが想定の範囲内

2016/1/15 16:17 FISCO
*16:17JST プラザクリエイト Research Memo(7):16/3期2Qは増収、損失計上となるが想定の範囲内 ■業績見通し (1) 2016年3月期第2四半期決算 プラザクリエイト<7502>の2016年3月期第2四半期は、売上高8,404百万円(前年同期比6.3%増)、営業損失726百万円(前年同期は413百万円の損失)、経常損失910百万円(同438百万円の損失)、当期損失994百万円(同452百万円の損失)での着地となった。同社は2016年3月期第2四半期について業績見通しを開示していないため、厳密な期初予想との比較はできないが、同社自身は今第2四半期の業績について、想定の範囲内としている。 セグメント別内訳を見ると、プリント事業で経常損失846百万円を計上した。前年同期との比較では、損失が348百万円拡大した。この内訳はVPJの持分法投資損失拡大が134百万円、フォト&モア化のリニューアル費用の影響額が約150百万円、残りが撮影スタジオ「スタジオパレット」の新規展開にかかる費用だった。 モバイル事業は56百万円の経常損失となり、前年同期比132百万円の損失拡大となった。この内訳は約30百万円がスリーエヌ買収にかかる費用で、残りの約100百万円がキャリアショップの新規出店(7店舗)にかかる費用増加の影響だった。 (2) 2016年3月期通期の考え方 同社は2016年3月期通期の業績予想について、「当期損失が8億円の可能性」としている。このガイダンスは期初から変更はないが、内容については、弊社の想定において、第2四半期決算を踏まえて期初から修正点が出てきている。 プリント事業は2016年3月期通期のリニューアル店舗数を約220店へと引き下げた。期初の段階では250店~300店を想定していた。一方で、1店舗当たりのリニューアル損失が当初予想したほど費用・工期を圧縮できていない。その結果、本来のプリント事業から生じる経常損失は従来予想と同じ300百万円~400百万円とみている。 VPJからの持分法投資損失は500百万円で従来から変更はない。これはセグメント別内訳ではプリント事業に配賦される。 モバイル事業は、期初の段階では自社による新規出店を10店と想定した。第2四半期実績は7店舗で、下期分として5店舗確定しているため、計12店舗に修正した。1店舗当たりの経常損失を15百万円として、その分だけモバイル事業の経常利益見通しを引き下げた。M&Aによる5店舗の取得については、直接的な買収費用が30百万円ほど第2四半期に発生したが、下期の収益貢献とのれん代償却などを考慮して、収益インパクトは中立と想定した。 その結果、経常損失合計値は期初想定よりも30百万円引き下げて660百万円~760百万円と弊社では試算している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《HN》
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ソフトバンクなどの携帯キャリアショップの運営等を行うモバイル事業が主力。写真サービス店「パレットプラザ」のFC展開、アパレル事業等も。新規事業への投資はほぼ完了。モバイル事業では法人向け営業を強化。 記:2024/06/18