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萩原電気 Research Memo(1):自動車の各種自動化の進化、IoTやM2Mの浸透による成長可能性

2016/1/13 16:03 FISCO
*16:03JST 萩原電気 Research Memo(1):自動車の各種自動化の進化、IoTやM2Mの浸透による成長可能性 萩原電気<7467>は名古屋を地盤とする半導体、電子部品の商社である。売上高の約87%が自動車業界向けで、トヨタ自動車<7203>グループを主要顧客に持つ。 2016年3月期第2四半期の連結業績は、売上高が44,274百万円(前年同期比3.8%増)、営業利益が1,411百万円(同8.5%増)、経常利益が1,370百万円(同5.3%増)、四半期純利益が875百万円(同10.8%増)となり、期初予想を上回った。主要得意先である自動車関連企業の業績が概ね堅調に推移したことが主な要因。セグメント別では以前から注力していたソリューションビジネスユニット事業が増益に寄与した。 上半期の結果を受けて、会社は2016年3月期の連結業績見通しを上方修正し、売上高91,500百万円(前期比2.8%増)、営業利益3,000百万円(同5.4%増)、経常利益2,950百万円(同2.8%増)、当期純利益1,900百万円(同3.8%増)を見込んでいる。先行きに不透明感はあるが、年度後半に向けて新型車が発売されることなどから増収・増益を予想している。 同社は単なる商社機能だけでなく、提案力・開発力を生かして企業付加価値を高めている。中長期的にも主要顧客であるトヨタグループのハイブリッド車生産増の恩恵、自動車の各種自動化(自動運転、自動ブレーキ等)の進化、さらには製造現場におけるIoT(Internet of Things)やM2M(Machine to Machine)の浸透などにより、ソリューション事業がさらに大きく成長する可能性を秘めている。 ■Check Point ・16/3期2Qは増収増益で期初予想を上回る結果となった ・新型プリウスの売れ行きが期待以上であれば上方修正の可能性も ・「クルマを取り巻く環境」と「IoT/M2M市場の拡大」が大きな流れ (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《RT》
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