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ヘリオス テクノ Research Memo(7):16/3期2Qの売上高は計画通りだが、各利益は大幅に計画を上回る

2015/12/7 16:36 FISCO
*16:36JST ヘリオス テクノ Research Memo(7):16/3期2Qの売上高は計画通りだが、各利益は大幅に計画を上回る ■業績の動向 (1) 2016年3月期第2四半期決算 2016年3月期は、売上高7,438百万円(前年同期比32.7%増)、営業利益830百万円(同559.9%増)、経常利益826百万円(同825.4%増)、当期利益564百万円(同195.1%増)と、大幅増収増益で着地した。計画対比でも、売上高はほぼ計画どおりだったが、営業利益以下の各利益項目は大幅に計画を上回った。 ヘリオス テクノ ホールディング<6927>の収益の中心はナカンテクノで手掛ける製造装置事業だ。同事業の販売先は90%以上が中国であるため、中国の経済成長減速の影響が懸念されたが、結果的には影響はなかった。また、同社の収益はテレビ用を中心とする液晶パネルへの依存度が高くなっているが、この点も、中国の液晶テレビ生産は活況が続いている状況だ。利益が上振れた要因は、製造装置事業において、コストの見積もりを厳しくして業績予想を策定する一方で、コストダウンが想定以上に進んだためである。 セグメント別では、前述の要因もあって、製造装置事業が大幅増収増益となって全体の収益をけん引した。この中身は中国の液晶パネルメーカー2社向けの液晶製造装置(配向膜製造装置)大型案件の納入である。同じタイミングでの納入となって今第2四半期の売上高を押し上げた。なお、今第2四半期決算の中には、中古製造装置移設の大型案件の売上高は含まれていない。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《HN》
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フェニックス電機、ルクス、ナカンテクノなどを傘下に収める持株会社。配向膜印刷装置等の製造装置事業が主力。露光装置用光源ユニット用ランプ等も。産業用LEDなどは量産化に対応した生産体制の確立等に取り組む。 記:2024/08/06