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ボルテージ Research Memo(4):第2の事業領域としてサスペンスの市場開拓に取り組む

2015/11/11 16:04 FISCO
*16:05JST ボルテージ Research Memo(4):第2の事業領域としてサスペンスの市場開拓に取り組む ■サスペンスアプリ “サスペンスアプリ”は、ボルテージ<3639>が“恋愛ドラマアプリ”に続く新事業領域として現在開拓に取り組んでいる市場だ。しかし、これまでリリースした2本のタイトルは、いずれも不本意な結果に終わっている。特に2本目の「ゴシップライター〜消えたアイドルを救え〜」は期待値を大きく下回り、2015年6月期において業績見通しが期中に下方修正された大きな要因となった。 同社は2015年この第2四半期中にも3本目のサスペンスアプリ「六本木サディスティック騎士(ナイト)」(以下、「六本木」)をリリースする予定だ。この新作には大きな期待を寄せていると同時に、その成否によってはサスペンスアプリ事業自体を根底から見直すことも視野に入れ、大いなる覚悟をもって臨んでいるようだ。当初のリリース予定から後ろ倒しを行うことで、イラスト、ストーリー、キャラ設定、ゲーム構造など、抜本的なブラッシュアップを行うという決断を下したことも、その覚悟の表れといえる。 同社は「六本木」の成功に自信を見せるが、その理由は前2作とはゲームの要素を大きく変更したことにある。「六本木」もF2Pであるという点では前2作と同様であるが、特筆すべき変更点の1つは顧客対象をさらに男性向けに絞ったことだ。それに伴いキャラクターデザインも男性受けを重視したものとなっている。そして2つ目はコンセプト自体の変更である。前2作は謎解き型であったのに対して、「六本木」はストーリーを軸としながらも収集・育成要素を採用したものとなっている。収集・育成型はF2Pタイプのアプリのマネタイズ方法としては最も基本的な形態である。第1作の「新・生存率0%!地下鉄からの脱出」は当初のダウンロード数は順調に伸びたが、収益には結び付かなかった。「六本木」はこうした点を改良したことで、ダウンロード数と同社の収入増大がよりダイレクトに結び付くことになる。現時点で成否を占うのは困難であるが、例えばキャラクターデザイン1つをとってみても過去2作から明確に変化していることからも、前回までとは異なる結果を期待できるだろう、というのが現時点での弊社の印象だ。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《HN》
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時価総額 1,570百万円
女性向け恋愛ドラマアプリが主力。「100シーンの恋+」などを展開。男性向けアプリ、電子コミック販売ストア、電子コミックレーベルの運営等も。「ボル恋comic」は売上順調。販路拡大や原作力の強化等を図る。 記:2024/07/05