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健康CP Research Memo(5):通期は大幅な増収、3ケタ営業・経常増益を見込む

2015/10/19 16:08 FISCO
*16:08JST 健康CP Research Memo(5):通期は大幅な増収、3ケタ営業・経常増益を見込む ■業績見通し (1) 2016年3月期見通し 2016年3月期について健康コーポレーション<2928>は、売上高60,130百万円(前期比53.8%増)、営業利益5,004百万円(同137.4%増)、経常利益4,676百万円(同140.2%増)、当期利益3,052百万円(同86.5%増)と計画している。 2016年3月期についてセグメント別内訳は開示されていない。前期比21,029百万円の増収のうち、増収分の約半分をRIZAPの増収で稼ぎ、残り半分を本体の通販事業を始めとして、SDエンターテイメント<4650>、イデアインターナショナル<3140>、アパレル子会社群、新規事業などRIZAP以外の事業・子会社群で稼ぎ出す計画と見られる。 今期の業績目標実現のカギを握るRIZAPであるが、売上高20,000百万円達成のための準備は整っているようだ。かつてキャパシティのボトルネックとなっていたトレーナー数は、足元では800人態勢となっている。今期の売上高が20,000百万円に到達すると仮定した場合、2016年3月の月間利用者数は15,000人、月次売上高2,000百万円程度に達すると弊社では推計しているが、800人というトレーナー数はこの実現には十分な数と考えられる。 業績値以外の2016年3月期の注目点は前述のように、広告に頼らない集客がどの程度進捗するかにあると考えている。既存会員の紹介、医療機関との連携、法人向けプランという3つの集客ルートの確立と集客数を、同社の新たなKPI(Key Performance Indicator:重要経営指標)として加えるべきであろう。一方で、同社は広告費の絶対額を削減することまでは踏み込まないと弊社ではみている。RIZAPの成長余地は大きく、そこをしっかりと売上に結び付けるために広告費を投下する必要はある。要は、広告を投下する対象や手法が従来から多少変化して、より高い広告効果を追求できていくものと弊社では期待している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《RT》
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