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フォトクリエイト Research Memo(5):認知度の向上が進み、収益性を重視した営業戦略へと転換

2015/10/13 16:28 FISCO
*16:28JST フォトクリエイト Research Memo(5):認知度の向上が進み、収益性を重視した営業戦略へと転換 ■業績動向 (2)事業セグメント別動向 ○インターネット写真サービス インターネット写真サービス事業の売上高は前期比0.1%増の2,442百万円となった。領域別に見ると、スポーツ領域が前期比1.7%減の1,387百万円、教育領域が同横ばいの620百万円、文化領域が同6.9%増の433百万円となった。スポーツ領域では初めて減収となったが、これは収益性の低いインターハイの撮影を見送ったことや、大阪マラソン大会の販売低調などが影響した。教育領域においては、フォトクラウド事業への集中により、売上高は現状維持となっている。また、文化領域では芸能人案件(ライブ写真等)の販売が好調に推移した。 全体のイベント件数は前期比2.2%増の14,005件と成長率が鈍化したが、これはフォトクリエイト<6075>の営業戦略転換による影響が大きい。従来は認知度向上を図るため、不採算案件でも掲載イベント数の拡大に注力してきたが、認知度の向上が進んだこともあり、収益性を重視した営業戦略に転換している。 ○フォトクラウド事業 フォトクラウド事業の売上高は前期比6.9%増の668百万円となった。当第4四半期より教育領域の売上表示を純額表示に変更しており、従来と同じ総額表示ベースで見れば、同20.0%増の750百万円となっている。領域別で見ると、教育領域が同35.5%増の434百万円、ウェディング領域が同3.6%増の315百万円となった。 教育領域では、ラボネットワークとの連携にリソースを割くなかでも順調に売上げが拡大した。「スナップスナップ」の導入校・園数が前期末比477校増の1,939校と大幅に伸長したことで、掲載イベント数が前期比29.1%増の9,897件と大幅に増加したことが要因だ。 導入校・園数では約半分を幼稚園・保育園で占められるが、小・中・高校なども増加傾向が続いている。導入校・園数の半分弱は首都圏で占められるが、全都道府県に導入が広がっており、学校写真販売においてEC化が着実に進んでいることがうかがえる。 一方、ウェディング領域でも新興のウェディングプロデュース会社を中心に「グロリアーレ」の利用率が高まっており、挙式件数は前期比7.8%増の37千組と順調に拡大している。 ○広告・マーケティング支援事業 広告・マーケティング事業の売上高は前期比0.4%減の67百万円となった。自社Webサイト上のディスプレイ広告収入や、大型マラソン大会におけるスポンサー企業の販促支援サービスなどが堅調に推移したものの、新規顧客の開拓が伸び悩んだ。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
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時価総額 2,969百万円
スポーツ大会などでプロが撮影した写真をネットで販売するインターネット写真サービスが主力。写真館向けフォトクラウド事業やマーケティング支援も。17.6期は新プラットフォームの準備。16年10月に上場廃止。 記:2016/12/30