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ダイナック Research Memo(1):メンバーシップ強化、高付加価値業態へのシフトなどを進める

2015/10/1 16:39 FISCO
*16:39JST ダイナック Research Memo(1):メンバーシップ強化、高付加価値業態へのシフトなどを進める ダイナック<2675>はサントリーグループの中の外食事業関連の中核子会社。「食の楽しさをダイナミックにクリエイトする」という企業理念の下、直営ビジネスとして「響」「燦」「魚盛」などのレストラン・バーを運営するほか、受託ビジネスとしてゴルフ場やリゾート施設などのレストランの運営受託を行っている。 2015年12月期中間期は、長引くデフレや円安デメリット、食料品の値上がり、人手不足などの逆風が吹いた状況で、業界全体としては、売上高は前年同期比で100を下回った状況だった。そうした中で同社は、メンバーシップである「倶楽部ダイナック」の強化、都心立地戦略、質・サービスの高付加価値業態シフトなどの努力で前値同期比増収を達成した。 今下期も上期同様、業績予想の達成に向けて着実に進捗すると弊社ではみている。最も重要な売上高の増加は、メンバーシップ会員数の増加が大きな支援材料になると期待される。利益に関しては、原価において食材費上昇や人手不足などのマイナス要因が下期も継続が予想されるが、同社は今中間期において、それらへの対応を原価率削減という実績として残すことができた。そうした対応は下期においても再現されると弊社ではみている。 現行中期経営計画は2015年12月期が最終年度となる。4つの目標すべてについて、これまでのところ順調に進捗していることが明確になっている。2016年には新中期経営計画が発表される予定だ。これまで以上に売上高の拡大に向けて積極的な施策が打ち出されるとみられ、今期業績の進展と併せて、次期中期経営計画の策定・発表を期待して待ちたいというのが弊社の考えだ。 ■Check Point ・異なる業態の店舗を次々と出店し多業態型の発展を遂げる ・15/12期2Qは、大幅増収増益で着地 ・中期経営計画は着実に進展、次期計画にも注目 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《HN》
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首都圏・関西圏を中心にレストランやバーを直営展開。ゴルフ場食堂などの運営受託も。コロナ禍が直撃し、昨年末時点で債務超過に。21.12期も苦戦の見込み。親会社サントリーHDが完全子会社化に向けてTOB実施。 記:2021/04/07