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アイ・エス・ビー Research Memo(6):Wi-SUNとdataSamplr一体での販売拡大を狙う

2015/9/30 16:10 FISCO
*16:11JST アイ・エス・ビー Research Memo(6):Wi-SUNとdataSamplr一体での販売拡大を狙う ■新事業の紹介 (4) Wi-SUN及びdataSamplr Wi-SUN(ワイ・サン)は、Wi-SUNアライアンスが仕様策定し、規格化された国際無線標準通信規格の1つである。同社は、Bルート(スマートメータと建物内(HEMSやBEMSなど)向けとHAN向けのWi-SUNプロトコルスタックを開発した。また、プロトコルスタックのみならずWi-SUNセンサノード(ルータ・コンセント・温湿度照度センサ・加速度センサ・CTクランプ・汎用センサBOX)も開発し販売している。狙っている分野としては、エネルギー管理(HEMS・BEMSなど)、農業、交通、防災、防犯、見守りなどの各分野での利用が見込まれている。各分野での実証実験は、既に開始されている。 アイ・エス・ビー<9702>はさらに、これらセンサから収集したデータを利用するサービスのプラットフォームとしてM2Mクラウド基盤として「dataSamplr(データサンプラー)」の提供も開始した。dataSamplrは、Wi-SUNデバイスに留まらず、あらゆるセンサーデバイスをつなぐデバイス非依存インターフェースを採用している。また、低コスト・小規模構成向けにもスモールスタート用のサービスも用意している。サービスラインナップとしては、クラウドサービス・プライベートクラウド・クラウドからセンサネットワークまでのM2Mワンストップサービスを用途に合わせて用意している。これらの製品と技術を活用して今後のIoT分野での販売拡大を狙っている。 ※HEMS: Home Energy Management System BEMS: Building Energy Management System HAN: Home Area Network M2M: Machine to Machine IoT: Internet of Things いずれの製品も国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)から技術移転を受けて販売を開始している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《HN》
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