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USS Research Memo(1):主力のオートオークション事業が堅調推移、通期も増収増益を見込む

2015/9/7 16:01 FISCO
*16:01JST USS Research Memo(1):主力のオートオークション事業が堅調推移、通期も増収増益を見込む ユー・エス・エス<4732>は中古自動車のオートオークション運営事業で市場シェア33.4%(2015年1月-6月)とトップ。子会社で中古自動車等買取販売事業やリサイクル事業なども手掛ける。高収益性と強固な財務基盤を背景として、上場来15期連続で増配を行うなど株主還元に積極的な企業として注目される。 2016年3月期第1四半期(2015年4月-6月期)の連結業績は、売上高が前年同期比4.4%増、経常利益が同7.3%増と会社計画を若干上回るペースで推移した。主力のオートオークション事業で出品台数が前年同期比4.2%増、成約台数が同7.0%増と堅調に推移したことが主因だ。 2016年3月期は、売上高が前期比5.5%増の71,200百万円、営業利益が同4.8%増の35,000百万円と増収増益を見込む。7月より5会場で会場単位の手数料割戻制度を導入したほか、外部落札手数料や商談落札手数料の値上げを実施し、その影響が注目されたが、7月の出品台数は前年同月比(曜日を合わせて比較した場合)で0.4%減、成約台数で4.7%増であった。出品台数がやや弱含んだ格好だが、オートオークション市場全体が軟調だったことを考慮すれば、これら施策変更の影響はほとんどなかったと考えられ、8月以降も順調に推移すると予想される。 拠点戦略に関しては、名古屋会場の立体ストックヤード新設、USS-R名古屋会場の新築移転、札幌・静岡会場の新築建替えなどを2016年内に実施するほか、北陸会場についても会場移転用地を取得し、2016年中の稼働予定であることを今回発表した。会場の利便性・快適性を向上することで集客力を高め、出品台数の拡大を進めていく戦略で、今後も市場シェア上昇による業績拡大が続くと予想される。 ■Check Point ・計画を上回るペースの増収増益、1Qでは過去最高の利益を更新 ・通期は増収増益見通し、出品台数シェア拡大を見込む ・株主還元に積極的、上場来15期連続増配、配当性向45%以上 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《RT》
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中古車オークション運営で国内最大規模。中古自動車買取専門店「ラビット」の運営、資源リサイクル事業等も手掛ける。総還元性向80%以上目安。会員向けサービスの強化図る。25.3期は成約台数の増加等を見込む。 記:2024/06/28