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カーリットホールディングス---グループ中長期目標は売上高1,000億

2015/9/3 7:50 FISCO
*07:51JST カーリットホールディングス---グループ中長期目標は売上高1,000億 カーリットホールディングス<4275>は、化学品や飲料水のボトリングなどを手がけている。 化学品事業では砕石・石灰石の採掘などに使われる「産業用爆薬」、事故・災害時に人々の安全を守る「自動車用緊急保安炎筒」、漂白剤として製紙・繊維業界で使用される「塩素酸ナトリウム」、ロケット用固体推進薬の原料である「過塩素酸アンモニウム」、パソコン等に使用される電解コンデンサの電解質や電気二重層キャパシタの電解液を製造・販売している。近年は、化学物質やそれを含む製品の安全性評価試験や、二次電池の充放電試験の受託業務にも注力している。ボトリング事業では、ペットボトル飲料や缶飲料の受託製造を行なっており、温水無菌充填システムを導入した最新の生産設備において調合から充填・包装・検査までを一貫して実現。産業用部材事業ではパソコンや家電製品などに使われる「半導体用シリコンウェーハ」、鉄鋼などの産業分野に欠かせない「研削砥石」や「耐火材」、石油化学関係諸設備や都市ごみ焼却設備に使用される「耐熱炉内用金物」、自動車や建設機械向けの「スプリングワッシャー」などを製造・販売している。 2016年3月期は売上高で前期比1.9%増の470億円、経常利益で同6.3%増の14億円が見込まれている。2019年3月期を最終年度とする中期経営計画「礎100」は、売上高で650億円、営業利益で35億円となっている。また、2018年の創業100周年を迎え、更に次の100年企業の礎となる事業基盤を確立すべく、グループ中長期目標である売上高1,000億円到達への道のりを確固たるものにする。 なお、同社では7月に公募増資を実施している。自社水力発電所の更新、電池試験所設備、過塩素酸アンモニウム製造設備の増設などに充当する見込み。現状、PBRは0.50倍と1倍を下回る。 《SF》
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化学品、電子材料品等の製造・販売を行う日本カーリットを中核とする持株会社。1918年創業。自動車用緊急保安炎筒でトップシェア。総還元性向は30%目安。過塩素酸アンモニウムは防衛用途の需要が伸びる。 記:2024/06/15