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*13:46JST 共栄タンカー---VLCC長期契約が大きな柱、16年3月期営業利益11％増を見込む 共栄タンカー<9130>は、原油輸送主体の外航海運会社。大型原油船（VLCC）の長期契約が経営の大きな柱であるが、石油製品船、LPG船及びばら積船の船隊の拡充により社業の裾野を広げ、安定収益基盤の強化・拡大にも努める。 足元の業績は、2016年3月期第1四半期（15年4-6月）の売上高が前年同期比14.9％減の29.82億円、営業利益が同23.2％減の4.71億円、経常利益が同15.0％減の2.80億円、四半期純損失は13.13億円の赤字だった。ばら積船市況は依然として低水準で推移しており、市況に比べ割高となっているばら積船1隻の今後の市況リスクを回避するため、その定期用船契約期限前解約による特損を計上している。 16年3月期通期については、売上高が前期比4.0％減の122.00億円、営業利益が同11.0％増の20.00億円、経常利益が同3.4％増の11.00億円、純利益が同98.7％増の13.00億円を見込んでいる。 《TN》