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鴻池運輸---第1四半期は2ケタ増益、買い控えの反動増やコスト削減が寄与

2015/8/12 10:07 FISCO
*10:07JST 鴻池運輸---第1四半期は2ケタ増益、買い控えの反動増やコスト削減が寄与 鴻池運輸<9025>は10日、2016年3月期の第1四半期(4-6月)決算を発表。売上高が前年同期比4.6%増の620.04億円、営業利益が同14.7%増の28.31億円、経常利益が同13.6%増の28.86億円、四半期純利益が同12.7%増の16.31億円となった。 セグメント別で見ると、複合ソリューション事業の売上高は前年同期比6.2%増の419.33億円、セグメント利益が同10.6%増の35.88億円となった。食品関連分野が好調に推移したほか、空港関連分野における訪日外国人観光客の大幅増加に伴うグランドハンドリング業務の伸長、羽田空港における貨物取扱業務が好調だった。また、前年同期は消費税増税直後の買い控えで荷動きが低調だった、加工食品などの食品スーパー向け商品の取扱業務が増加したことも寄与した。 国内物流事業の売上高は同0.5%増の119.76億円、セグメント利益は同96.7%増の4.86億円となった。コンビニエンスストア向け商品取扱業務が好調に推移したほか、取扱ブランド数の増加を受けアパレル品取扱業務が伸長した。さらに、配送効率の向上に加え、自社車両大型化等による傭車コストの削減、不採算事業からの撤退により収益性が大幅に改善した。国際物流事業の売上高は同3.3%増の80.93億円、セグメント利益が同28.7%減の2.42億円となった。円安を追い風に輸出業務が好調に推移したものの、米国西海岸の港湾労働者ストライキの長期化により、在米子会社のコストが増加したことが影響した。 通期については、売上高が前期比3.3%増の2530.00億円、営業利益が同12.2%増の105.00億円、経常利益が同8.4%増の104.00億円、当期純利益が同15.8%増の63.00億円と期初計画を据え置いている。 《SF》
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総合物流企業。1880年創業。食品、鉄鋼、化学など製造業向け請負、物流業務、流通加工業務、国際物流等を手掛ける。日本製鉄等が主要取引先。適正単価の収受、業務効率化進める。31.3期営業利益250億円目標。 記:2024/06/24