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システム ディ Research Memo(7):通期業績は従来予想を据え置くが、上回る可能性は十分高い

2015/7/31 16:30 FISCO
*16:30JST システム ディ Research Memo(7):通期業績は従来予想を据え置くが、上回る可能性は十分高い ■業績見通し (1) 2015年10月期通期の業績の考え方 システムディ<3804>は2015年10月通期の業績について、売上高2,841百万円(前期比17.3%増)、営業利益252百万円(同34.0%増)、経常利益243百万円(同36.0%増)、当期利益196百万円(同5.9%増)を予想している。前述のように、第2四半期決算は期初予想を大きく上回っての着地となったが、同社は通期予想について期初予想を維持したままである。その理由については、下期に利益率の低い案件を予定していることや公共向けビジネスにおける自治体向け売上高が年度末(2016年3月、同社の決算期では2016年10月期)にずれ込む恐れがあることを挙げている。 弊社では、同社が下期業績見通しに慎重になる理由はそれなりに説得力があると考えるが、それでもなお、現在の通期予想は控えめに過ぎるという印象を持っている。第2四半期決算が上振れしたことで、会社予想の達成のハードルは、下期の営業利益で見た場合、期初の133百万円から41百万円へと大きく低下した。事業環境は期初予想策定時に比べて大きな変化はない。あえて言えば公会計ソリューションにおいて決定までに期間を要する傾向がみられることをマイナス方向の変化として挙げることができるが、それ以外は計画線もしくは計画以上で推移しているということは前述したとおりだ。現在の会社予想を上回る可能性は十分高いというのが弊社の考えだ。 同社がKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)と位置付ける「パッケージ販売本数」、「ユーザ件数」、「サポート・クラウド契約件数」及び「サポート・クラウド売上金額」はいずれも順調に拡大している。この中の「サポート・クラウド売上金額」はいわゆる「ストック収入」もしくは「ランニング収入」と呼ばれるもので、業績安定性向上に貢献すると期待されるものだ。同社では2015年10月通期では620百万円を予想しているが、2016年10月期はさらに伸長して916百万円に達する計画としている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《HN》
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