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ハウスコム---第1四半期は大幅増益、すべての項目で上場来の最高水準に

2015/7/30 18:34 FISCO
*18:34JST ハウスコム---第1四半期は大幅増益、すべての項目で上場来の最高水準に ハウスコム<3275>は30日、2016年3月期第1四半期(15年4-6月期)の決算を発表。営業収益は前年同期比8.0%増の21.37億円、営業利益は同207.8%増の1.01億円、経常利益は同206.3%増の1.02億円、四半期純利益は同371.2%増の0.58億円となった。すべての項目で上場来の最高水準を達成、特に、営業利益は上場直後の2011年6月期以来の更新となっている。 第1四半期の仲介件数は前年同期比7.4%増と順調に拡大、仲介手数料収入の拡大が主因となったほか、リフォーム工事の内製化も営業収益増に寄与した。出店増に伴う人件費増やリフォーム工事開始に伴う売上原価計上なども吸収、利益も大きく伸長している。 2016年3月期第2四半期(15年4-9月期)計画は、営業収益が前年同期比5.0%増の41.36億円、営業利益が同48.6%減の0.60億円、経常利益が同48.2%減の0.63億円、四半期純利益が同56.2%減の0.27億円となっている。今後も多数の出店継続で一時的に出店費用が先行計上される見込みのため、従来予想は据え置く格好となっているが、第1四半期の好スタートからみて、保守的なスタンスといえよう。 4月28日に公表した中期経営計画(2016年3月期から2018年3月期の3か年計画)で成長戦略を掲げ、3年間で28店舗の新規出店を計画している。今期は10店舗の出店を計画しているが、7月までに出店済みの3店舗(東川口店(埼玉県)、勝川店(愛知県)、小山店(栃木県))は複数路線が乗り入れる駅近く等の好立地で、高い集客力が見込める。また、5月からは従来外注していたリフォーム工事の一部内製化も開始しており、業容拡大でさらなる成長を目指す。最終年度の2018年3月期には100.80億円の営業収益を目標としている。 《SF》
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不動産賃貸仲介大手。大東建託傘下。原状回復工事やリフォーム工事等を行う施工関連事業も展開。仲介件数は年間7万件超。直営賃貸仲介店舗数は190店舗超。配当性向30%が基本方針。管理事業、売買事業を育成。 記:2024/08/23