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TOKAIホールディングス---東電との提携、電力が大きな武器となる

2015/7/7 14:33 FISCO
*14:33JST TOKAIホールディングス---東電との提携、電力が大きな武器となる TOKAIホールディングス<3167>は、家庭・法人向け電力販売における業務提携に向けた共同検討の開始について、東京電力<9501>と5月に基本合意した。来年4月からの家庭向けを含めた電力小売り全面自由化に向け、東電との提携をどう事業拡大につなげていくのか、鴇田社長兼CEOのインタビュー記事が掲載されている。 東電との提携合意に至った経緯については、TOKAIホールディングスから社長自ら、提携を持ちかけたようである。東電に限らず、営業エリアが重なる中部電力<9502>や新電力大手にも声を掛けたとしている。「TLC(トータルライフコンシェルジュ)」を標榜し、多様な住生活関連インフラを提供している同社にない唯一の商材が電力だった。電力会社にとっては、同社の営業力が役に立つはずだと提携のメリットを伝えた。 そして、東電が同社と組む気になったのは、(電力周波数の境界線である)富士川以東の東電管内に同社の約160万件の顧客がいること。また、同社はLPガスや都市ガスだけでなく、インターネットやCATV、宅配水等も手掛けている。これが、ガス専業との連携とは異なる、多様な組み方への期待が合意につながった。 同社は電力を新たにパッケージとして売る考えである。自社ブランドで売りたいと考えており、宅配水事業のイメージキャラクターである「ドラえもん」を活用する可能性もある。供給する電気は、サポーテッド・バイ・TEPCO という形だ。 また、東電の顧客基盤が膨大な分、同社にとっては攻める余地が大きいとみている。関東のLPガスだけで700万件の利用者があるが、同社の顧客は50万件程度。電気は家庭の100%が契約しているが、この電力が大きな武器となる。なお、提携効果はまだ中期計画にも入れていないが、自由化後の拡大目標としては、少なくとも年間の純増ペースを10万件以上にしたい考えであるという。 《SF》
関連銘柄 3件
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時価総額 128,785百万円
静岡県地盤にLPガスを中心とするエネルギー・住生活関連事業、情報通信事業を展開する総合生活インフラ企業。LPガスの顧客件数は業界3位。情報通信部門の法人向け事業はキャリアサービス、クラウドサービスが順調。 記:2024/06/13
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11/26 15:30
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時価総額 879,360百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13
9502 東証プライム
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時価総額 1,208,631百万円
国内電力3位。中部電力パワーグリッド、中部電力ミライズ等を傘下に持つ。東京電力フュエル&パワーとの合弁で国内最大の発電会社のJERA。連結配当性向30%以上目指す。26.3期経常利益2000億円以上目標。 記:2024/06/09