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サンワテクノス Research Memo(5):組織の新設・統合を行い、営業力を強化

2015/6/10 9:14 FISCO
*09:15JST サンワテクノス Research Memo(5):組織の新設・統合を行い、営業力を強化 ■現中期経営計画『JUMP1200』の進捗状況 (2)営業本部の役割強化 これは中期経営計画の「電機・電子・機械の複合ビジネスとエンジニアリング力を最大限発揮できる組織の構築」という重点目標を具体化させた施策である。 サンワテクノス<8137>は2015年4月、組織の新設・統合を行い、営業力の強化を図った。大きなポイントは、エンジニアリング事業の強化のために「産業ソリューション統括部」と「エンジニアリング部」の2つを再編・新設したことと、特化型組織を新設(「車載営業部」と「バイオメディカル推進室」)したことである。 同社においてエンジニアリング事業というのは、「電機、機械の事業分野において、それぞれの商材を単品で販売するのではなく、システムとして組み合わせてトータル・ソリューションを提供する」ということであり、要は顧客への提案及び販売のコンセプトである。この方針を実行するうえでは、同社は「コーディネーター」として働くことになる。そのなかで「産業ソリューション統括部」は商材仕入先企業など外部も巻き込んで情報収集やプロジェクト全体の調整を行う頭脳の部分を担い、「エンジニアリング部」は設計・提案・設置の実働部分をリードする役割となっている。 エンジニアリング事業について同社は、かねてよりサンワテクノスタイランドにおいてエンジニアリング事業の取り組みを重ねてきた。タイでの実績は順調に積み上がり、タイ現法の2015年度売上高は約2,600百万円が見込まれるが、その中でエンジニアリング事業の売上高は約550百万円が計画されている。プロジェクトの件数ベースでも累計で数十件に達している。こうしたタイでの実績を踏まえて、エンジニアリング事業を本格的にグローバル展開するために行ったのが、前述の組織変更と言える。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之) 《FA》
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電機・電子・機械分野で事業展開する独立系商社。小型モータやコネクターなど電子部門の売上比率が高い。仕入先は約2000社、顧客は約3100社。配当性向25~35%目標。高付加価値の新商品の開発、拡販進める。 記:2024/06/18