株～企業情報・おすすめ銘柄

*11:42JST 注目銘柄ダイジェスト（前場）：楽天、第一生命、ガンホーなど 楽天<4755>：1962円（前日比-118.5円） 売り先行。公募増資を実施して、国内外の投資家から約2000億円を調達すると報じられている。今年の公募増資では最大規模、成長戦略を進めるうえで長期の安定資金を確保するとされている。発行済み株式数は7％程度増える計算になるもようで、株式価値の希薄化を嫌気する動きが先行している。なお、会社側では取引開始後に国内と海外市場での新株発行を正式に発表している。 第一生命<8750>：2395.5円（前日比+157円） 買い優勢。シティでは生保3社のカバレッジを開始、各社ともに強気のスタンスとしているが、なかでも同社はフォーカスリストに追加しているようだ。目標株価は3600円としている。業界全体で長期低迷から抜け出しつつあるほか、財務的な余裕の高まりから業界再編が進む可能性もあるとの見方のもよう。同社に関してはセクター内で最も割安と指摘。なお、本日は長期金利の上昇も生保株には支援材料と捉えられる。 マツダ<7261>：2728円（前日比+66.5円） 続伸。自動車株の中でも相対的に強い動きとなっている。欧州の売上構成比が高いため、円安ユーロ高のプラス影響が大きいとされている銘柄。1ユーロ＝140円台にまで進んだ円安を好感する動きが強まっているようだ。ＥＣＢ総裁がユーロ圏の景気回復兆候に言及したことで、昨日は各通貨に対してユーロ高が進んでいる。同社と並んで代表的なユーロ高メリット銘柄である板硝子も昨日から強い動きに。 ガンホー<3765>：480円（前日比+20円） 買い先行。6月中にも現在のジャスダックから東証1部への市場変更を申請すると報じられている。指数連動型ファンドなどの資金流入への期待から、好材料視した買いが先行している。また、マザーズから東証1部への市場変更を準備していると伝わったミクシィ<2121>も反発を見せている。 シンワアート<2437>：388円（前日比+21円） 一時ストップ高。子会社であるエーペックが新たな事業として電力卸売事業を開始すると発表している。日本ロジテック協同組合が行う電力共同購買事業（エコサブ）の一部を引き受け、日本ロジテックとの間で一般電気事業者からの電力調達に関する契約を締結する。エコサブとは、各需要家の異なる電力需要を取りまとめることで需要全体の負荷率を改善し、電力の一括購入と実量にあった電力調達により電気料金を削減するシステムという。 ガーラ<4777>：2999円（前日比+400円） 急伸。同社から正式な発表はないが、スマートフォンゲームアプリ「Flyff All Stars（フリフオールスターズ）」日本語版の配信が開始されているもようで、材料視した買いが向かっている。なお、3日には同タイトルの公式オープニングソング「フリフ」が配信中とのリリースが公表されている。 モバファク<3912>：2346円（前日比+278円） 大幅続伸。同社の提供する位置情報連動型ゲーム「駅奪取PLUS」内で、コロプラ<3668>が提供するO2Oサービス「乗り物コロカ」との利用連携を3日より開始したと発表している。この連携により、コロカを利用するユーザーの楽しみを増やし、各鉄道会社などが運営する交通機関への送客を推進していくという。提携する交通事業者は、北海道・東北から九州・沖縄まで、鉄道事業者を始めとする全国57の交通事業者となっている。 インフォテリア<3853>：316円（前日比+80円） ストップ高。オンライン付箋アプリ「lino（リノ）」のApple Watch対応アプリの提供を3日から全世界向けに開始したと発表している。「lino」は08年4月から提供しており、現在全世界で100万人以上が利用しているという。今回提供する最新版「lino バージョン 1.8」においてApple Watchに対応し、最新ウェアラブルデバイスでも付箋情報の共有を実現する。 《KS》