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注目銘柄ダイジェスト(前場):ファストリ、LIXIL、DWTIなど

2015/6/3 11:36 FISCO
*11:36JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ファストリ、LIXIL、DWTIなど ファストリ<9983>:51110円(前日比-210円) 売り先行。前日に5月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比12.3%増となり、2ヶ月連続での2ケタ成長となっている。気温上昇など天候要因に恵まれ、夏物商品が好調であったもよう。ただ、天候要因に加えてカレンダー要因もあり、各社ともに5月の売上は順調な推移となっている。同社に関しても市場予想の範囲内と捉えられ、特にサプライズの強まる状況にはなっていない。 大阪チタ<5726>:3640円(前日比+265円) 大幅反発。野村では投資判断を新規に「バイ」、目標株価を4000円としている。航空機向け製品の在庫調整の進展を背景に、スポンジチタンの出荷数量の増加が期待され、17.3期以降は大幅な営業増益が続くとみているようだ。今期営業利益は前期比横ばいの28億円だが、来期は49億円、再来期は66億円を予想。なお、同様に野村が新規に買い推奨としている東邦チタニウムも大幅上昇。 LIXIL<5938>:2516円(前日比+92円) 大幅続伸。海外子会社ジョウユウの破産手続き開始申立に伴う損失見込み額を発表している。前期までの損失見込み額として332億円、今期は最大約330億円の特別損失を計上する可能性があるとしている。14.3期の決算訂正、15.3期の決算発表を8日に行うともしている。損失見込み額は従来想定よりも膨らんだが、当面の悪材料は出尽くしたとして、ショートカバーの動きなどが先行する形になっているようだ。 DWTI<4576>:1012円(前日比+139円) 大幅反発。英国企業が開発中の眼科用鎮痛剤について、日本における再実施許諾権付独占的開発権・製造権・販売権を取得するライセンス契約を締結すると発表している。同剤の適応症は白内障術後の疼痛緩和、PRK術後の疼痛緩和。日本における白内障の年間手術件数は約130万件、エキシマレーザーによる屈折矯正手術(PRK、LASIK)の累積手術件数は推定110万眼超と言われ、同社は今後も一定規模の市場が確保できるとみている。 ゼネパッカー<6267>:439円(前日比-81円) 大幅反落。14年8月-15年4月期(第3四半期累計)決算を発表している。営業利益は前年同期比約2.2倍の3.66億円となり、通期計画2.95億円を約24%超過する大幅増益で着地した。ただ、15年5-7月期(第4四半期)については営業損失を計上する見込みであることから、通期計画は据え置きとしている。第2四半期までの高進捗から事前に期待感が高まっていたこともあり、決算発表を受けて売りが膨らむ展開となっている。 ダルトン<7432>:291円(前日比+80円) ストップ高。韓国で中東呼吸器症候群(MERS)の感染が拡大していると報じられていることから、同社など関連銘柄への物色が続いている。同社は国公立の研究所などに実験・研究用設備を提供している。その他、不二ラテ<5199>、興研<7963>、重松製<7980>なども買われている。 オートウェーブ<2666>:210円(前日比-25円) 大幅反落。5月末から急動意を見せ、前日には一時284円まで上昇する場面があったが、東証が信用取引に関する臨時措置を実施したことから利益確定売りが膨らんでいる。本日売買分から委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)としている。また、日証金も貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分に係る貸借担保金率を30%から50%(うち現金20%)とした。 フェローテック<6890>:719円(前日比+23円) 4日続伸。アドマップの株式66%を三井造<7003>より譲り受け、連結子会社化することを発表している。取得価額は概算で8.78億円。アドマップは独自のCVDSiC(炭化ケイ素素材の半導体関連部品の製造方法)製品の生産技術を有しており、今後需要の増加が予想されるSiC素材の中でも超高純度・高耐食性・高耐酸化性・高耐熱性・高耐摩耗性の高品質CVDSiC製品を提供しているという。 《KS》
関連銘柄 12件
2666 東証スタンダード
131
11/28 15:30
+3(2.34%)
時価総額 1,893百万円
自動車販売・買取、タイヤ交換、車検などを行う「オートウェーブ」を千葉県で展開。業務スーパーのFCを育成。車関連事業では定期点検の促進図る。24年11月、宮野木店にボディコート専用ブースがオープン予定。 記:2024/10/20
96
11/28 15:30
+3(3.23%)
時価総額 3,646百万円
眼科領域に注力するバイオベンチャー。プロテインキナーゼ阻害剤中心に新薬候補化合物の創出を行う。基礎研究から臨床開発に経営資源集中。パイプラインの拡充図る。眼科手術補助剤「DW-1002」は販売順調。 記:2024/06/18
5199 東証スタンダード
1,758
11/28 11:28
-2(-0.11%)
時価総額 2,261百万円
ゴム製品・緩衝器メーカー。避妊具や妊娠検査薬などの医療機器事業、ショックアブソーバなどの精密機器事業が柱。ゴム風船等のSP事業、食品容器事業も。医療機器事業では製品バリエーションの拡充、拡販を図る。 記:2024/07/26
1,956
11/28 15:30
+19(0.98%)
時価総額 71,981百万円
スポンジチタンのトップメーカー。兵庫県尼崎市に本社。低酸素球状チタン粉末や高純度チタン等の高機能材料事業も展開。神戸製鋼所等が主要取引先。配当性向25%~35%目安。球状チタン合金粉末等の拡販図る。 記:2024/09/02
5938 東証プライム
1,729
11/28 15:30
+5.5(0.32%)
時価総額 496,811百万円
住宅設備機器メーカー大手。トステム、INAX、新日軽等が統合して誕生。水廻り設備や金属製建材に強み。住宅窓サッシで国内トップシェア。リフォーム関連製品は売上順調。循環型素材「レビア」の拡販等に取り組む。 記:2024/06/11
6267 東証スタンダード
2,997
11/28 9:00
+42(1.42%)
時価総額 5,392百万円
自動包装機械メーカー。菓子や調味料、健康食品等のドライ物の袋詰機械を製造、販売。削り節ミニパック用ガス充填自動包装機等で国内トップシェア。国内市場は主力商品の拡販図る。26.7期経常利益11億円目標。 記:2024/10/25
2,467
11/28 15:30
+57(2.37%)
時価総額 116,240百万円
真空シール、石英製品、セラミックス製品等の製造・販売を行う半導体等装置関連事業が主力。サーモモジュール、パワー半導体用基板等の電子デバイス事業も。デジタル化・自動化の推進などで生産効率の向上を図る。 記:2024/10/06
7003 東証プライム
1,593
11/28 15:30
+46(2.97%)
時価総額 164,237百万円
舶用エンジン、コンテナクレーン等を手掛ける総合重工メーカー。1917年に旧三井物産造船部として創業。舶用大型エンジン、港湾クレーンで国内トップシェア。舶用推進、港湾物流の中核事業中心に収益力強化進める。 記:2024/10/12
7432 JQスタンダード
238
1/13 15:00
±0(0%)
時価総額 3,379百万円
研究機関や検査機関で使われる設備機器が主力。製造業向け機械装置も手掛ける。親会社のイトーキが完全子会社化に向け実施したTOB成立。16年12月の臨時株主総会での承認可決を経て17年1月16日に上場廃止に。 記:2017/02/28
7963 東証スタンダード
1,533
11/28 15:30
-12(-0.78%)
時価総額 7,824百万円
防塵・防毒マスクなど労働安全衛生保護具の製造・販売を行う。防塵マスクで国内トップシェア。オープンクリーンシステム「KOACH」なども手掛ける。産業用マスクの拡販、オープンクリーンシステムの営業強化図る。 記:2024/08/12
7980 東証スタンダード
809
11/28 15:30
+6(0.75%)
時価総額 5,825百万円
防塵・防毒マスクなどの労働安全衛生保護具を製造・販売。筆頭株主のエアウォーター防災が生産する自給式呼吸器の販売も。新型コロナ対策向けマスクは受注減。順調な受注にる増収効果で原材料費高騰をこなす。 記:2024/09/21
9983 東証プライム
51,100
11/28 15:30
-90(-0.18%)
時価総額 16,261,093百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25