博展 Research Memo(14):新中期経営計画を発表、18/3月期の売上高109億円を目指す
2015/6/1 17:18
FISCO
*17:21JST 博展 Research Memo(14):新中期経営計画を発表、18/3月期の売上高109億円を目指す
■中期経営計画
博展<2173>は新たに2018年3月期までの中期経営計画を発表した。
アイアクトの連結化を反映して売上高を増額修正する一方、想定以上の外注原価率の上昇や成長に向けた先行投資的な費用負担の継続を保守的に見積り、営業利益率の前提を若干引き下げた。ただし、新規事業の伸びが同社の中期的な成長をけん引する戦略に変更はなく、売上成長を重視する方針のもとで営業利益率は緩やかに改善するシナリオとなっている。2018年3月期の目標として、売上高10,900百万円(平均成長率20.6%)、営業利益400百万円(同86.5%)と年率2ケタの成長とともに、営業利益率も3.7%へと着実な改善を目指している。
「Be a PARTNER of EXPERIENCE MARKETING」(経験価値提供マーケティング・パートナーになる)という中期ビジョンのもと、従来の「Face to Faceマーケティング」の上位概念に当たる「Experience」マーケティング※の提供を通じて、顧客のマーケティング・パートナーに進化していくために、以下の3つの取り組みを推進する。
※人と人とが出会う“場”・“空間”とそこで生み出される体験に焦点を当て、感動価値・経験価値を最大化し、クライアントのブランド価値や商品価値向上をともに実現していくこと。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
《FA》