*13:24JST アートスパークホールディングス---第1四半期営業損益は黒字に転換
アートスパークホールディングス<3663>は24日、2015年12月期第1四半期(1-3月)決算を発表。売上高が前年同期比24.1%増の10.08億円、営業利益が0.47億円(前年同期は0.66億円の赤字)、経常利益が0.35億円(同0.74億円の赤字)、四半期純利益が0.17億円(同0.64億円の赤字)だった。
事業別セグメントについては、コンテンツソリューション事業の売上高が前年同期比5.5%減の2.72億円、営業利益が同86.7%増の0.13億円だった。電子書籍ビューア「BS Reader for Browser」を利用して、アムタス社の電子書籍配信サービス「めちゃコミック」でライトノベルの配信が開始。なお、「BS Reader for Browser」が利用されている電子書籍配信サービス数は、3月末では910サービス超となっている。
クリエイターサポート事業の売上高は同23.0%増の2.12億円、営業利益は0.32億円(同449千円)。営業活動の推進により、「CLIP STUDIO PAINT」の出荷本数が累計100万本を超え、前年同期比で増収・増益に。UI/UX事業の売上高は同69.2%増の5.15億円、営業利益は527千円(同0.99億円の損失)だった。前年同期比で増収、四半期営業損益は黒字へ転換している。
15年12月期については、売上高が前期比13.7%増の43.49億円、営業利益が同81.5%増の1.81億円、経常利益が同58.1%増の1.48億円、純利益が同108.5%増の1.25億円とする期初計画を据え置いている。
《AK》