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*18:08JST ジャストプラ Research Memo（1）：増収増益決算で着地、今期も2ケタ増収増益を見込む ジャストプランニング<4287>は、外食業界向けに売上、仕入、勤怠管理などを行うASPサービス「まかせてネット」を提供している。契約店舗数は2015年1月末で4,733店舗と過去最高水準に。「まかせてタッチ」や公共料金価格適正化診断サービスなど付加価値サービスの提供により、ARPU（1店舗当たりの平均売上高）の引き上げを図り、更なる収益拡大を目指している。 2015年1月期の連結業績は、売上高が前期比1.0%増の1,851百万円、営業利益が同4.8%増の443百万円と増収増益となった。主力のASP事業で契約店舗数が順調に増加したことに加え、子会社で展開する物流ソリューション事業が2ケタ増収増益と好調に推移したことが主因だ。 2016年1月期は売上高が前期比18.8%増の2,200百万円、営業利益が同16.0%増の515百万円と2ケタ増収増益を見込む。ASP事業では「まかせてタッチ」の本格販売開始などによる既存顧客のARPU上昇や新規顧客の開拓により、月額利用料ベースで前期末比10百万円増の84百万円強を目指す。また、2月から新たに開始した太陽光発電事業も売上高で55～60百万円、営業利益で25百万円程度の増収増益要因となる見通しだ。 同社は顧客開拓を進めるため、業務提携も積極化していく方針。2014年12月にはセイコーショリューションズ(株)と「まかせてタッチ」のPOSサービス供給で提携したほか、個人経営の飲食店向けの開拓を進めるため、アライアンス先との提携も今後進めていく予定となっている。また、訪日外国人の増加に対応するための、外国人の送客など新たなサービスの導入も検討中としている。こうした、新サービスが相次いで収益に貢献してくることで、ここ数年伸び悩んでいた業績も再び成長局面を迎える可能性が高まったと言えよう。 ■Check Point ・主力ASP事業は契約店舗数の順調な拡大により増収増益 ・同社を取り巻く市場環境に追い風、収益拡大ペースを加速化へ ・今後の収益拡大による配当性向の低下次第では増配の可能性も （執筆：フィスコ客員アナリスト　佐藤　譲） 《FA》