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*08:37JST インテリックス---第3四半期売上高は2.7％増、リノヴェックスマンション販売は前年同期比54件増加 インテリックス<8940>は7日、2015年5月期の第3四半期（14年6月-15年2月）決算を発表。売上高は前年同期比2.7％増の197.39億円、営業利益は同26.7％減の8.13億円、経常利益は同27.4％減の6.01億円、四半期純利益は同37.0％減の3.90億円だった。純利益は前期に固定資産売却益があったことからの反動減。 リノヴェックスマンションの販売件数は地方展開の積極的な推進で804件と前年同期を54件上回ったものの、平均販売価格が同1.8％減となり、物件販売の売上高は170.28億円（同5.3％増）だった。一方、地方展開に伴う人件費等の先行コストの発生により、販売費及び一般管理費が増加したことが、利益面での負担となった。 同社は、首都圏における市場拡大に伴う競争激化で、仕入環境が厳しくなっていることや、その一方で地方主要都市では築年数を重ねたマンションが増加してきている点を考慮し、地方エリアの事業拡大を進めている。 なお、15年5月通期については、売上高が前期比3.3％増の272.59億円、営業利益が同18.8％減の12.15億円、経常利益が23.6％減の8.70億円、純利益が同31.4％減の5.57億円とする期初計画を据え置いている。 インテリックスは、中古マンションをリノベーション（再生）してから販売するリノベーションマンション事業の先駆け的企業。「リノヴェックスマンション」ブランドで首都圏を中心に事業を展開。足元は、2013年の札幌、大阪に続き、14年2月に福岡、7月に名古屋、12月に仙台店を開設するなど、地方都市部での営業展開の積極化も進めている。 《AK》