マーケット
10/2 15:15
37,808.76
-843.21
42,196.52
+39.55
暗号資産
FISCO BTC Index
10/3 9:23:03
8,908,414
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

クロスマーケ Research Memo(3):リサーチ事業は調査会社から一般企業まで広範囲にわたる顧客層

2015/3/30 17:08 FISCO
*17:08JST クロスマーケ Research Memo(3):リサーチ事業は調査会社から一般企業まで広範囲にわたる顧客層 ■事業の内容 クロス・マーケティンググループ<3675>が手掛ける事業は、主力のリサーチ事業(2014年12月期売上高の81.8%)のほかに、ITソリューション事業(同16.9%)、及びWebマーケティングとプロモーションを手掛けるその他の事業(同1.3%)からなる。 (1)リサーチ事業 調査企画内容に沿ってアンケートプログラムを開発し、調査協力者からインターネット・サーバ上でアンケートを回収するインターネットリサーチ※1を中心とする定量調査サービス※2や、定性調査サービス※3などを提供する。顧客は調査会社のほか、広告代理店、シンクタンク・コンサルティング会社、一般事業会社(メディア・出版、化工品メーカー、携帯電話会社、ソーシャルゲーム、家電など幅広い業種に分散)、官公庁、学校など。 ※1インターネットリサーチは、調査依頼に沿ってアンケートプログラムを作成し、予め調査に協力することを承諾している登録モニター(回答者)に依頼、ネットを通じて回答を収集する。同社は170万人以上のアンケートモニターを保有。モニターは、基本属性だけでなく、シニア/携帯電話利用/自動車保有/化粧品利用といった約20のカテゴリーに分類されており、対象者を限定した調査にスムーズに対応できるようになっている。 ※2定量調査は、消費者の行動パターン、意識や嗜好を数量的に捉えるための調査。商品の特性に合わせ、前述のインターネットのほか、郵便、電話を利用した調査、さらに会場に調査協力者を集めてアンケート回収やインタビューを行うCLT調査(会場調査)などによりデータを収集する。 ※3定性調査は、消費者・ユーザとの対話を通じて、商品に対する踏み込んだ評価や意見を集める調査手法。仮説の検証、潜在意識の把握、新商品の評価などを調査するときに用いられる。座談会形式で調査協力者にインタビューを行うフォーカスグループインタビュー、調査協力者と1対1でインタビューを行うデプスインタビュー、調査協力者の自宅、または会社を訪問し、アンケートやインタビューを行うホームビジットなどがある。 (2)ITソリューション事業 モバイルやスマートフォンを中心にWebサイト、アプリケーション、システムの企画・開発・運用、プロモーションまでのサービスに必要なあらゆる機能をワンストップで提供する。主要ユーザは証券やFX取引など金融機関や大手旅行代理店など広範囲にわたる。尚、首都圏で難しくなっている人材確保し、開発力を強化するために函館市に「函館テクニカルセンター」を開設した。今後100人規模の開発体制の構築を目指す計画となっている。 (3)その他の事業 Webマーケティング事業とプロモーション事業からなる。Webマーケティング事業はWeb及びスマートフォンサイト内分析ツール「USERDIVE」※の販売、及びツールを活用したコンサルティングサービスを提供。一方、プロモーション事業はサンプリングサービスの提供及びサイト運営に関する事業等を行う。 ※Webサイトに訪れたユーザの動きをヒートマップと動画で可視化するツール。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正) 《FA》
関連銘柄 1件
677
10/2 15:00
-12(-1.74%)
時価総額 13,520百万円
マーケティングメディアの運営等を行うデジタルマーケティング事業、データマーケティング事業、インサイト事業を手掛ける。配当性向15%前後目安。1100万人超のパネルネットワークや幅広い顧客基盤などが強み。 記:2024/07/26