マーケット
10/3 15:15
38,552.06
+743.30
42,196.52
+39.55
暗号資産
FISCO BTC Index
10/4 0:24:54
8,863,134
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

イグニス Research Memo(3):第1四半期は中・大規模アプリの開発に注力するための移行期に

2015/3/27 16:33 FISCO
*16:36JST イグニス Research Memo(3):第1四半期は中・大規模アプリの開発に注力するための移行期に ■決算動向 (1)2015年9月期第1四半期決算の概要 イグニス<3689>の2015年9月期の第1四半期の業績は、売上高が前年同期比31.0%減の243百万円、営業損失が101百万円(前年同期は営業利益32百万円)、経常損失が117百万円(前年同期は経常利益33百万円)、純損失が89百万円(前年同期は純利益20百万円)と減収及び営業損失となった。ただし、上期を投資時期と位置付けている期初予想どおりの進捗とみられる。 2015年9月期より、主力となる無料ネイティブアプリで、これまでの小規模アプリ中心から、中・大規模アプリの開発にも注力する方針としており、第1四半期はその移行期に当たることから、リリースタイトルが少なかったことが無料ネイティブアプリのMAUの一時的な減少を招き、広告収入の縮小につながった。一方、2014年12月末の累計ダウンロード数は7,512万DL※(2014年9月末は6,858万DL)と事業基盤は着実に拡大している。 ※2015年3月時点で、累計ダウンロード数は8,000万DLを突破している。 また、損益面では、開発スタッフの増員による人件費の増加はあったものの、アプリ開発に特化したことから広告宣伝費などのコスト負担が少なく、費用はほぼ前年同期と同水準であった。したがって、営業損失となったのは、減収に伴う利益減によるものである。 なお、ジャンル別の概要は以下のとおりである。 「無料ネイティブアプリ」は、売上高が前年同期比5.2%減の237百万円となった。今後の広告収入拡大の足掛かりとして、これまでの小規模アプリ中心から、中・大規模アプリの開発にも注力する方針のもと、第1四半期はリリースタイトルが小規模アプリ6タイトル(前年同期は小規模アプリ12タイトル)と少なかったことからMAUの一時的な減少を招き、広告収入の縮小につながった。 「全巻無料型ハイブリッドアプリ」は、売上高が3百万円(前年同期は86百万円)となった。新作のストア型2タイトルをリリースしたが、2014年12月末からの配信開始であるため、収益貢献は第2四半期以降となる見込みである。 「ネイティブソーシャルゲーム」は、売上高が2百万円(前年同期は15百万円)となった。2014年9月30日に既存タイトル「神姫覚醒!!メルティメイデン」を売却したことに加えて、第1四半期においては、2作品目となる新作タイトルがまだ開発中であったことから、課金収入による収益貢献はなかった。なお、想定を超える事前登録(12万超)があった新作タイトル「ぼくとドラゴン」(Android版)は、2015年2月20日から、iOS版は3月12日から配信を開始しているため、本格的な収益貢献は第3四半期以降となる見込みである。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫) 《FA》
関連銘柄 1件
3689 マザーズ
2,995
6/29 15:00
+1(0.03%)
時価総額 46,950百万円
恋愛・婚活マッチングサービス「with」のマッチング事業が主力。バーチャルライブプラットフォームの運営等も展開。withは口コミによる新規流入数が増加傾向。21.9期2Qはマッチング事業が2桁増収。 記:2021/06/07