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テラ Research Memo(12):安全性を示す経営指標は改善傾向

2015/3/25 17:22 FISCO
*17:23JST テラ Research Memo(12):安全性を示す経営指標は改善傾向 ■財務状況 テラ<2191>の2014年12月末の財務状況を見ると、総資産は2013年12月期末比1,009百万円増加の3,396百万円となった。主な増加要因は、新株予約権の行使に伴う現預金の増加(+669百万円)と組織培養用培地のパイオニアであるコージンバイオ等の株式取得等による投資有価証券の増加(+242百万円)、のれんの増加(+47百万円)などとなっている。 負債は2013年12月期末比38百万円増加の896百万円と、ほぼ2013年12月期並みの水準となっている。また、純資産は同970百万円増加の2,499百万円となった。新株予約権の行使に伴い、資本金及び資本剰余金が1,358百万円増加する一方で、当期損失の計上により利益剰余金が402百万円減少した。 経営指標で見ると、安全性を示す流動比率や自己資本比率、D/Eレシオなどはいずれも2013年12月期末比で改善しており、現段階では財務の健全性は保たれていると言える。ただ、2015年12月期も赤字が見込まれていること、2016年以降は「バクセル(R)」の治験開始に伴う関連費用の増加が見込まれることなどから、一時的に財務状況が悪化するリスクがある点には留意する必要があろう。ただ、これらはライセンス交渉の契約締結時期や内容次第となる。 なお、同社が2013年に発行した第3者割当(野村証券)による新株予約権に関しては未行使分を2014年4月にすべて消却している。一方で、取締役や従業員に対する有償のストック・オプションを2015年1月に新たに発行した。すべてが行使されたとすると株式希薄化率は9.1%となる。同社の発行した有償ストック・オプションは株価、そして業績目標の達成が行使条件となっており、業績拡大に向けた社内における士気の向上と結束力を高めることを目的としたものとなっている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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樹状細胞ワクチン療法を中心とした癌治療技術を医療機関に提供。医薬品事業、新型コロナ迅速抗体検査キットの販売等も手掛ける。特定細胞加工物の受託製造事業の営業強化。減損損失剥落。22.12期1Qは損益改善。 記:2022/05/27