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スリー・ディー・マトリックス---第3四半期決算を発表、15年4月期の通期業績予想を減額修正

2015/3/17 8:32 FISCO
*08:35JST スリー・ディー・マトリックス---第3四半期決算を発表、15年4月期の通期業績予想を減額修正 スリー・ディー・マトリックス<7777>は13日、2015年4月期の第3四半期(14年5月-15年1月)決算を発表。売上高は0.00億円(前年同期は0.56億円)、営業損失は15.13億円(同10.48億円の損失)、経常損失は14.22億円(同10.57億円の損失)、純損失は15.87億円(同10.58億円の損失)だった。 吸収性局所止血材については、欧州でのCEマーキング取得により、EU加盟国における製品販売が可能となっており、欧州の有力医療機関での臨床使用を開始している。欧州以外では、14年6月にはシンガポール、同7月にはインドネシアでの製品登録申請を行い、同9月にはシンガポールで医療機器製品登録承認を取得。また、香港では同月に臨床使用を開始するなど、アジア、オセアニア地域での製品展開を進めている。さらには14年6月にブラジルに子会社を設立し、南米地域での製品登録準備、販売提携先の探索も進めており、同10月にはチリでの臨床使用も開始している。 また、創傷治癒材(TDM-511)については、14年10月に米国でFDAに対して510(k)の申請を行い、15年2月に510(k)の承認を取得している。OTC使用やコラボレーション等の検討を進めている様子だが、現時点では本製品については業績予想、中期計画に織り込まれていない。 一方、15年4月期の通期業績予想については、減額修正した。売上高を前回予想の104.18億円から0.51億円へ、営業利益を44.83億円からが19.84億円の損失へ、経常利益を44.66億円から18.84億円の損失へ、純利益を35.64億円から20.80億円の損失へ修正。今回の決算発表と併せて、「吸収性局所止血材(TDM-621)」の国内における製造販売承認申請の取り下げを発表しており、これに伴い業績計画を修正する。 また、今回の業績予想の減額修正に伴い、経営責任を明確にするため役員報酬を減額する。減額内容は、代表取締役で報酬月額の50%を、取締役で同20%を、監査役で同10%を減額、または返上する。なお、対象期間は15年3月から8月までの6ヶ月間。 スリー・ディー・マトリックスは、2004年設立のバイオマテリアル(医療用材料)のベンチャー企業。米マサチューセッツ工科大学で開発された「自己組織化ペプチド技術」の「独占的・全世界的な事業化権」を保有。同技術を基盤として外科医療領域、再生医療領域、DDS領域での医療機器及び医薬品の開発を進めている。 《AK》
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時価総額 11,210百万円
自己組織化ペプチド技術を用いた医療製品を開発する。外科領域、組織再生領域、ドラッグ・デリバリー・システム領域で事業展開。消化器内視鏡領域の止血材はドイツで販売好調。24.4期3Qは大幅増収、損益改善。 記:2024/04/16